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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2026/02/13 05:20

窪田製薬HD <4596>  305円 (+80円、+35.6%) ストップ高

 窪田製薬ホールディングス <4596> [東証G]がストップ高。連日の昨年来高値更新となった。10日の取引終了後に、予想を非開示としていた25年12月期業績について、売上高2100万円(前の期比22.2%減)、営業損益8億7700万円の赤字(前の期13億4500万円の赤字)、最終損益6億5900万円の赤字(同13億3300万円の赤字)になったようだと発表しており、赤字幅縮小を好感した買いが入ったようだ。ウェアラブル近視デバイス「Kubota Glass」で、国内での認知度向上とアジア・欧州を中心とした海外市場への販路拡大に注力。また、国内市場向けに新たな販売手法の可能性について検討・準備を進めているという。25年12月期は、「Kubota Glass」の本格的な普及に向けたマーケティング活動や次世代機の開発、また研究開発費用の計上などもあり、赤字継続を余儀なくされた。

ブレーキ <7238>  176円 (+43円、+32.3%)

 東証プライムの上昇率トップ。曙ブレーキ工業 <7238> [東証P]が9日続急騰。12日午後3時ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を1546億円から1594億円(前期比1.4%減)へ、営業利益を40億円から50億円(同60.1%増)へ、最終損益を13億円の赤字から3億円の黒字(同78.4%増)へ上方修正したことが好感された。原材料価格やエネルギーコストの販売価格への転嫁に加え、自動車用補修品や鉄道車両用製品の受注が増加し日本での売り上げが計画を上回っていることに加えて、中国系完成車メーカーの新型車向け製品の立ち上げが寄与し、中国売り上げも計画比で増加していることが要因。また、生産性向上や経費削減などの合理化施策が想定を上回る見込みであることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高1198億9900万円(前年同期比0.8%減)、営業利益44億3900万円(同2.6倍)、純利益12億3600万円(同36.7%減)だった。

菱ガス化 <4182>  4,124円 (+700円、+20.4%) ストップ高

 東証プライムの上昇率3位。三菱ガス化学 <4182> [東証P]がストップ高。4000円台に乗せて上場来高値を更新した。同社は前営業日の10日取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。営業利益予想を従来の見通しから30億円増額して470億円(前期比7.6%減)、経常利益予想を50億円増額して550億円(同8.8%減)に引き上げた。海外の連結子会社における減損損失の影響があって、最終損益の赤字幅は拡大する見通しとなったものの、本業の部分の収益性改善を評価した買いが集まったようだ。今期の売上高予想は据え置いた。円安効果の発現に加え、 半導体パッケージ用BT材料の販売が好調に推移。メタノール市況の低迷による悪影響を補う形で営業・経常利益を押し上げる。想定為替レートは1ドル=155円(前回予想比10円円安)、1ユーロ=180円(同10円円安)とした。4-12月期の売上高は5494億6100万円(前年同期比5.8%減)、営業利益は378億400万円(同16.5%減)、最終損益は261億6000万円の赤字(前年同期は356億3600万円の黒字)となった。

SREHD <2980>  3,080円 (+504円、+19.6%) ストップ高

 東証プライムの上昇率4位。SREホールディングス <2980> [東証P]がストップ高。マドを開けて買われた。祝日前10日取引終了後、第3四半期累計(25年4-12月)連結決算を発表。売上高は175億7300万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は24億3600万円(同68.7%増)となった。好決算を評価した買いが集まっていた。業界特化型AIやクラウドツールを提供する「AIクラウド&コンサルティング」事業で新規獲得施策が奏功し、顧客数が順調に増加。高単価プロダクトの導入により単価も増加した。ファンドの組成・運用や物件開発、不動産仲介コンサルティングを手掛ける「ライフ&プロパティソリューション」では、賃料向上施策により開発不動産の売却が想定を上回った。

クボタ <6326>  3,242円 (+500円、+18.2%) ストップ高

 東証プライムの上昇率6位。クボタ <6326> [東証P]がストップ高。同社は12日午後2時、25年12月期の連結決算発表にあわせ26年12月期の業績予想を開示。今期の最終利益予想は前期比12.5%増の2100億円とした。2ケタ増益で増配予想も示し、更に前期の業績は会社計画を上回って着地したとあって、好感された。今期の売上高予想は同4.3%増の3兆1500億円、年間配当予想は中間・期末各26円の52円(前期比2円増配)とした。北米市場でトラクターは前期並みの販売を確保する見通し。建設機械は新機種効果で更なる成長を見込む。欧州では中型トラクターの拡販や建機のOEM供給などラインアップの拡充が寄与。タイでは新機種の浸透による販売拡大を見込む。想定為替レートは1ドル=145円(前期150円)、1ユーロ=165円(同169円)とした。25年12月期の売上高は3兆188億9100万円(前の期比0.1%増)、最終利益が1866億8700万円(同19.0%減)だった。関税の影響が収益を圧迫したものの、固定費の圧縮や円安による効果が出たほか、北米や日本国内での販売増もあって、想定を上回って着地した。

フィナHD <4419>  968円 (+149円、+18.2%) 一時ストップ高

 Finatextホールディングス <4419> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。同社は前営業日の10日取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比40.2%増の72億8200万円、経常利益は同61.1%増の7億9000万円となった。10-12月期において経常利益は5.0倍と急拡大しており、業況を評価した買いが集まった。金融インフラ関連では、証券インフラの従量課金収益が拡大した。ビッグデータ解析関連では、AIによる業務支援ツール「DataLens店舗開発」の顧客が増加。データAIソリューションビジネスが成長し、収益を押し上げた。

JX金属 <5016>  3,280円 (+500.5円、+18.0%) ストップ高

 東証プライムの上昇率7位。JX金属 <5016> [東証P]がストップ高。10日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を7900億円から8200億円(前期比14.7%増)へ、営業利益を1250億円から1500億円(同33.4%増)へ、純利益を790億円から930億円(同36.2%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を15円から21円へ引き上げ年間配当予想を27円としたことが好感された。AIサーバー関連用途での情報通信材料セグメントの主力製品需要が前回予想を上回るペースで拡大していることに加えて、円の対ドル相場及び銅価格が前提よりも高水準で推移していることなどが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高6145億円(前年同期比18.9%増)、営業利益1248億500万円(同44.8%増)、純利益795億8500万円(同72.9%増)だった。また、光通信分野を中心に需要が急増している結晶材料であるインジウムリン(InP)基板の生産能力強化のために、設備投資を実施すると発表した。磯原工場(茨城県北茨城市)に製造設備一式を増強する予定で、投資額は約200億円。昨年7月及び10月に発表した設備投資計画とあわせて、生産能力は2030年時点で25年比約3倍となる予定としている。

テラプローブ <6627>  9,900円 (+1,500円、+17.9%) ストップ高

 テラプローブ <6627> [東証S]がストップ高。半導体検査の受託事業を展開するが、台湾の半導体メーカーである力成科技が同社の5割近い株式を保有する筆頭株主となっており、海外売上高比率は全体の4割を占める。AIデータセンターの建設ラッシュ特需を背景にAI半導体のテスト需要を取り込み業績は絶好調だ。10日取引終了後発表した25年12月期決算は、営業利益が前期比28%増の88億9300万円と大幅な伸びで過去最高を更新した。今期業績予想は非開示ながら、増収増益基調は維持されるとの見方は強い。株価は2月9日にマドを開けて急騰したが、その後も緩むことなく上値追いを継続、12日は好決算発表を素直に好感する形で一気に上げ足を強めていた。

セイコーG <8050>  10,060円 (+1,500円、+17.5%) ストップ高

 東証プライムの上昇率8位。セイコーグループ <8050> [東証P]がストップ高。1月30日と2月9日に2度にわたりマドを開けて買われ市場の注目を集めたが、12日は3つ目のマドを開け、1万円大台に乗せる異彩人気を博した。同社は10日取引終了後、26年3月期の業績予想の修正を発表した。最終利益は従来予想の160億円から200億円(前期比50%増)に大幅増額、15年3月期に記録した過去最高の217億7800万円以来11期ぶりの200億円台乗せを見込む。これは事前コンセンサスも大幅に上回る水準でポジティブサプライズとなった。主力の高級時計「グランドセイコー」などが好調で収益に反映されている。更に、今期年間配当は従来計画の130円に20円上乗せし150円(前期実績は100円)とするほか、4月1日付で1対2の株式分割を実施することも併せて発表、これらも好感され大口の投資資金が集中した。

UACJ <5741>  3,390円 (+500円、+17.3%) ストップ高

 東証プライムの上昇率9位。UACJ <5741> [東証P]がストップ高。12日午後2時、26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の売上高予想は従来の見通しから400億円増額して1兆1400億円(前期比14.1%増)、営業利益予想を110億円増額して660億円(同15.1%増)、最終利益予想を40億円増額して270億円(同3.5%減)に引き上げた。営業利益予想は減益予想から一転、増益を計画する。更に、期末配当予想を3円増額して25円としており、これらを評価した買いが集まったようだ。直近の販売動向とともに、アルミ地金価格の高騰を背景とした棚卸資産の好転による影響などを業績予想に織り込んだ。年間配当予想は株式分割後ベースで45円。前期の年間配当は同ベースで37円50銭だった。4-12月期の売上高は8416億4400万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は511億4400万円(同3.8%増)、最終利益は249億2400万円(同0.2%減)となった。

アルバック <6728>  10,320円 (+1,503円、+17.1%) ストップ高

 アルバック <6728> [東証P]がストップ高。同社は真空技術を強みとし、半導体製造工程で用いられるスパッタリング装置などを展開する。前営業日の10日取引終了後に発表した26年6月期第2四半期累計(25年7-12月)の連結決算は減収減益となったものの、受注高は1371億円と前年同期比で18%増となり、計画の1200億円を上回って着地。半導体・ディスプレー関連での受注の増加が寄与したという。更に同社は決算説明資料のなかで、レアアース磁石関連での事業拡大の機会が到来したと言及。真空誘導溶解炉や真空焼結炉、真空熱処理炉などシェアトップの装置について、ネオジム磁石の製造工程での適用拡大が進むとの投資家の期待が広がり、物色人気化につながったとみられている。なお、同社は希望退職者の募集も発表。東北工場や九州工場などに所属する従業員約170人を対象とする。

FUJI <6134>  4,863円 (+700円、+16.8%) ストップ高

 FUJI <6134> [東証P]がストップ高。10日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を1650億円から1830億円(前期比43.7%増)へ、営業利益を220億円から306億円(同2.2倍)へ、純利益を176億円から244億円(同2.2倍)へ上方修正したことを好感した買いが流入した。ロボットソリューション事業でアジア地域におけるサーバー関連を中心とした活発な設備投資需要が継続していることが要因としている。また、モジュール型高速電子部品装着機の主力機種が「NXT3」から「NXTR」へ切り替えが加速していることなども寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高1272億9100万円(前年同期比36.0%増)、営業利益188億4700万円(同92.5%増)、純利益160億7200万円(同90.2%増)だった。

藤倉化 <4620>  1,060円 (+150円、+16.5%) ストップ高

 藤倉化成 <4620> [東証S]がストップ高。12日午後2時ごろに26年3月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが好感された。売上高を535億円から550億円(前期比1.0%減)へ、営業利益を16億円から20億円(同53.1%増)へ、純利益を12億円から23億円(同4.5倍)へ上方修正したことが好感された。塗料セグメントで集合住宅向けを中心にリフォーム用塗料の販売が堅調に推移していることに加えて、付加価値製品の販売が好調なことが牽引する。また、原料価格の高騰が落ち着きつつあることや売価改定の進捗に伴う利益率の改善も寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高414億8900万円(前年同期比2.7%減)、営業利益17億8000万円(同57.2%増)、純利益16億2100万円(同40.0%増)だった。

ノーリツ <5943>  2,526円 (+354円、+16.3%)

 ノーリツ <5943> [東証P]が3日続急騰。10日の取引終了後に発表した26年12月期の連結業績予想について、売上高2100億円(前期比3.9%増)、営業利益45億円(同4.6%増)、純利益86億円(同2.6倍)を見込み、年間配当予想を前期比20円増の94円としたことが好感された。国内で環境配慮型商品や社会課題解決型商品などの拡販によるトップラインの押し上げを狙うほか、中国で上海以外の地域での温水機器の販売拡大と厨房分野の強化、固定費削減の継続により収益の安定化を図る。また、北米エリアで業務用機器の販売拡大やエネルギーシフトに対応したヒートポンプ商材の取り組みを強化し黒字継続を目指すとしている。なお、最終利益は政策保有株の売却による特別利益計上を予定している。同時に発表した25年12月期決算は、売上高2020億4900万円(前の期比0.1%減)、営業利益43億円(同79.5%増)、純利益33億5800万円(同23.4%減)だった。また、上限を55万株(自己株式を除く発行済み株数の1.20%)、または10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は2月12日から12月31日までで、資本構成の改善による資本効率の向上と株主還元の強化を図ることが目的としている。

資生堂 <4911>  3,223円 (+440.5円、+15.8%)

 資生堂 <4911> [東証P]が急反騰。同社は前営業日となる10日の取引終了後、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高は9900億円(前期比2.1%増)、最終損益は420億円の黒字(前期は406億8000万円の赤字)を見込む。年間配当予想は60円(前期比20円増)とした。これらを好感した買いが集まっていた。構造改革の効果により利益体質が改善する。日本やアジアパシフィック、米州、欧州の各事業で売上高は1ケタ台の増加を計画。中国・トラベルリテール事業では1ケタ台前半の減収を見込む。25年12月期の売上高は9699億9200万円(前の期比2.1%減)。2期連続の最終赤字となった。売上高は米州事業の苦戦により、為替や事業譲渡・買収の影響を除いた実質ベースで予想を下回った半面、円安によるプラス影響が出た。コストマネジメントが奏功し、構造改革費用などを含む非経常項目が想定を下回ったことなどもあって、売上高は計画に対し上振れし、最終損益の赤字幅は計画よりも縮小して着地した。

※12日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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