＜チャートの視点＞＝ＣＡＮＢＡＳ、一目均衡表の雲を上抜く

　キャンバス<4575.T>はきょう一時、前日比７５円高の８７５円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１３日時点：８４４円）と先行スパン２（同：７８８円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。開発中の抗がん剤候補化合物への関心の高まりを背景に、７月２５日には年初来高値となる１０４０円まで上昇。その後は利益確定売りなどに押されたが、ここにきてテクニカル妙味が台頭している。日足チャートではきょうにも、５日移動平均線（１３日時点：７７９円）と２５日移動平均線（同：７８０円）とのゴールデン・クロスが実現する見通しとなっている。
　なお、１２日に発表された今１５年６月期通期の単独業績見通しは、営業損益が３億９００万円の赤字～６億９０００万円の黒字（前期実績は４億８３００万円の赤字）でのレンジ予想が示されている。

ＣＡＮＢＡＳの株価は１３時２０分現在８２４円（△２４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）