アールテックが急騰、ＡＭＩＴＩＺＡカプセル出荷増で１５年３月期業績予想を上方修正

　アールテック・ウエノ<4573.T>が急騰し、一時、前日比２９７円（１９．８％）高の１７９８円まで上昇、昨年１０月２４日につけた昨年来高値１８６０円も意識される展開となっている。１２日の取引終了後、１５年３月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の５７億６３００万円から６６億３９００万円（前期比１８．２％増）へ、営業利益を同１４億３１００万円から２１億９００万円（同４８．６％増）へ、純利益を同１０億３００万円から１６億２７００万円（同５３．２％増）へ上方修正したことを好感した買いが入っている。受託製造を行っているＡＭＩＴＩＺＡカプセルの日本販売で出荷見込数量が大幅に増加していることに加えて、米国向けＡＭＩＴＩＺＡカプセルの売上高が円安により増加することなどが要因としている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高４２億７２００万円（前年同期比１．４％増）、営業利益８億６２００万円（同２０．３％減）、純利益７億５４００万円（同７．３％減）だった。

アールテックの株価は９時２４分現在１７０２円（△２０１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）