第１四半期は増収増益、タミフル除く製商品売上高は３．７％増　（04/24 17:21）

　中外製薬が２４日引け後、１２年１２月期第１四半期（１－３月）の連結決算を発表した。
　第１四半期決算は、売上高９０２億５６００万円（前年同期比５．３％増）、営業利益１６６億１５００万円（同６．８％増）、純利益９３億４２００万円（同８７．３％増）だった。年度間で変動の大きい抗インフルエンザ剤「タミフル」の売上高７８億円（同８５．７％増）、その他営業収入３５億円（同３４％減）を除いた製商品売上高は７９０億円（同３．７％増）だった。販管費で営業費が減少したことから営業利益は増益を確保。純利益は前年同期に震災に伴う特別損失６１億円を計上した反動もあり、大幅な増加となった。
　１２年１２月期予想は、売上高４１８５億円（前期比１２％増）、営業利益８００億円（同２８．１％増）、純利益４９０億円（同３９．１％増）を据え置いている。

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ROE 10.73 ROA 9.18
好財務（自己資本比率80％超）

（PER 16.50 PBR 1.77 ）