武田、今期営業を一転黒字に上方修正
個別株 配信元：株探
投稿:2020/02/04 15:00
　武田薬品工業 が2月4日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業利益は前年同期比42.9％減の1625億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1100億円の赤字→100億円の黒字(前期は2049億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益も従来予想の1603億円の赤字→403億円の赤字(前年同期は330億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結営業利益は前年同期比0.2％減の1122億円となり、売上営業利益率は前年同期の22.5％→13.1％に大幅低下した。