一工薬が一時９％安、公募増資による１株当たり利益の希薄化を懸念

　第一工業製薬＜4461.T＞が急落。株価は一時、前日比４０円（９．７％）安の３７３円まで値を下げた。同社は１３日の取引終了後、公募増資を発表。公募増資８７０万株と上限１３０万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公募増資に伴う調達金額は約３７億２０００万円で四日市新工場の設備投資などに充てる。発行済み株式数は最大約２３％増加する見込み。発行価格は２５日から１２月１日のいずれかの日に決定する。

一工薬の株価は１１時３０分現在３９０円（▼２３円）





出所：株経通信（株式会社みんかぶ）