ヴィッツ、今期経常を38％上方修正、配当も2円増額

　ヴィッツ <4440> が7月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比12.7％減の2億1400万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1億9500万円→2億6900万円(前期は3億3100万円)に37.9％上方修正し、減益率が41.1％減→18.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8900万円→1億6300万円(前年同期は1億9000万円)に83.1％増額し、減益率が53.2％減→14.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の4円→6円(前期は6円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.8％増の1億0800万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の14.1％→15.7％に上昇した。

株探ニュース