決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ステムリム、スキヤキ、プロレド (9月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月11日から12日の決算発表を経て13日9時28分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　スキヤキ <3995>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比30.4％増の9000万円に拡大したが、通期計画の2億6500万円に対する進捗率は34.0％にとどまり、前年同期の40.1％も下回った。

★No.2　日本テレホン <9425>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の経常損益(非連結)は1400万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上し、5-10月期(上期)計画の900万円に対する進捗率が155.6％とすでに上回った。

★No.3　シルバライフ <9262>
　19年7月期の経常利益(非連結)は前の期比48.0％増の10億円に拡大し、20年7月期も前期比6.8％増の10.7億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ 　 +10.84 　　9/12　　上期　　　 30.43
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ　　 +8.45 　　9/12　　　1Q　　　　黒転
<9262> シルバライフ 　東Ｍ　　 +6.46 　　9/12　本決算　　　　6.79
<7034> プロレド 　　　東Ｍ　　 +3.54 　　9/12　　　3Q　　　 29.22
<4422> ＶＮＸ 　　　　東Ｍ　　 +1.30 　　9/12　本決算　　　　黒転

<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +0.48 　　9/12　　　1Q　　　　6.82
<4599> ステムリム 　　東Ｍ　　 +0.43 　　9/12　本決算　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時28分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース