ＡＤＥＫＡ、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

　ＡＤＥＫＡ <4401> が2月10日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比74.1％増の264億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の315億円→330億円(前期は292億円)に4.8％上方修正し、増益率が7.6％増→12.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の153億円→168億円(前年同期は209億円)に9.8％増額し、減益率が26.4％減→19.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の56円→62円(前期は48円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.2％増の102億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.0％→10.4％に改善した。

株探ニュース