システムサポが後場上げ幅を拡大、期末配当予想を１０円増額

　システムサポート<4396.T>が後場上げ幅を拡大している。午後１時ごろ、従来１０円を予定していた２１年６月期の期末一括配当を２０円に引き上げると発表しており、これが好感されている。なお、前期実績に対しては１０円の増配になる予定だ。

　同時に発表した第２四半期累計（２０年７～１２月）決算は、売上高６９億１７００万円（前年同期比５．２％増）、営業利益５億８００万円（同２５．１％増）、純利益３億４４００万円（同４３．６％増）だった。ソリューション事業で、ＥＲＰ導入案件及びシステムの維持運用の効率化に向けたクラウドシステム導入案件などのクラウドサービス利用支援分野の受注が堅調に推移したことが牽引役となった。また、アウトソーシング事業でＡＩ関連サービスなどを含めたデータセンター業務が堅調に推移したことも寄与した。

　なお、通期業績予想は、売上高１４３億４２００万円（前期比７．２％増）、営業利益７億９８００万円（同５．８％増）、純利益５億１８００万円（同１５．３％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS