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アイ・ピー・エスのニュース
<動意株・1日>(大引け)=アイピーエス、高度紙、神栄など
アイ・ピー・エス<4390.T>=急反発。。同社はきょう朝方、子会社のInfiniVANがフィリピン国家通信委員会から1.5ギガヘルツ帯の周波数帯(20メガヘルツ×2)を新たに割り当てる通知書を受領したと発表。これによる今後の展開などが期待されているようだ。現在InfiniVANに割り当てられている周波数帯は3.7ギガヘルツ帯と24ギガヘルツ帯の2種類で、これらの周波数帯は5G技術の特性である高速・高信頼性・低遅延・同時多数接続という長所を発揮できる性質を持つ半面、波長が短すぎることからサービス地域を広げるためには多数の基地局を必要とするなどの課題がある。新たに割り当てられる1.5ギガヘルツ帯は、相対的に波長が長いため電波が届きやすいほか、4Gの主要な携帯電話が対応していること、技術的に成熟しているといった長所がある。5Gがその技術的能力を最大限に発揮するまでには今後数年間を要するとみられており、それまでの間は従来の4G技術と新規の5G技術が併用されていく見込みだという。
ニッポン高度紙工業<3891.T>=上げ足早め新高値更新。前週末に日経平均が1200円強の急落となる場面でも上値指向を堅持しており、その頑強な値運びに注目が集まっている。アルミ電解コンデンサー向けにセパレーター(絶縁紙)を生産、世界シェア6割という圧倒的な商品競争力を有している。21年3月期営業利益については期中2度にわたる増額修正を行い、直近開示した予想で前期比2.5倍の25億円を見込んでいる。米中両国をはじめとする自動車販売の回復を背景に車載向け需要が急増、電池用セパレーターでは海外で電気二重層キャパシタ向けなどが伸びて収益に貢献している。今後中期的にも世界的なエコニーズを追い風に風力向けなどを中心に需要獲得が見込まれている。
神栄<3004.T>=商い伴い急伸。午前10時ごろ、厚生労働省が各自治体へ供給する、各市区町村の医療機関などの接種会場で使用される新型コロナワクチン保管用ディープフリーザーに、ツインバード工業<6897.T>の「SC-DF25WL」5000台の追加採用が決定し、これに同社子会社である神栄テクノロジーの温度ロガー「TempView GT002-T-DF」が採用されたと発表。これにより、既に受注している5000台とあわせて、新型コロナワクチンのディープフリーザー温度計測・管理用として温度ロガー計1万台を受注したことになるという。また、新型コロナワクチンの全国各地の冷蔵冷凍倉庫内における温度計測・管理にも、神栄テクノロジーの「TempView GT001-T」(温度センサ内蔵型)が採用されることが決まったとしており、これも好材料視されている。
エスケイジャパン<7608.T>=急伸。2月26日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を52億円から54億円(前期比18.2%減)へ、営業利益を1億5000万円から2億2000万円(同63.9%減)へ、純利益を1億5000万円から2億7500万円(同47.8%減)へ上方修正したことが好感されている。2度目の緊急事態宣言の業績への影響が想定を下回ったことに加えて、人件費、旅費交通費など諸経費の更なる削減効果が要因。また、税効果会計における繰延税金資産の計上の見直しも寄与する。
エムケー精工<5906.T>=大幅高。ガソリンスタンド向け洗車機などをはじめ自動車業界向けメカトロ製品技術で業界を先駆するほか、小型精米機や電気せいろといったニッチな調理家電で定評があり、巣ごもり消費需要を捉え足もとの業績は会社側の想定を上回る好調ぶりだ。20年4~12月期営業利益は前年同期比26%増の16億9000万で通期計画を既に60%も上回っている。
明和地所<8869.T>=急反発で昨年来高値を更新。首都圏を中心としてマンションの「クリオ」ブランドを展開、コロナ禍でのテレワーク導入や巣ごもり化など、住宅に対する意識変化や住み替え志向の高まりを捉え収益を伸ばしている。21年3月期営業利益は前期比9割増の31億円と急拡大を見込むが、第3四半期時点で通期計画を大幅超過しており、一段の上振れが濃厚とみられている。PERは依然として7倍台でPBRも0.6倍台と割安さが際立つ。配当利回りも4%を大幅に上回っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ニッポン高度紙工業<3891.T>=上げ足早め新高値更新。前週末に日経平均が1200円強の急落となる場面でも上値指向を堅持しており、その頑強な値運びに注目が集まっている。アルミ電解コンデンサー向けにセパレーター(絶縁紙)を生産、世界シェア6割という圧倒的な商品競争力を有している。21年3月期営業利益については期中2度にわたる増額修正を行い、直近開示した予想で前期比2.5倍の25億円を見込んでいる。米中両国をはじめとする自動車販売の回復を背景に車載向け需要が急増、電池用セパレーターでは海外で電気二重層キャパシタ向けなどが伸びて収益に貢献している。今後中期的にも世界的なエコニーズを追い風に風力向けなどを中心に需要獲得が見込まれている。
神栄<3004.T>=商い伴い急伸。午前10時ごろ、厚生労働省が各自治体へ供給する、各市区町村の医療機関などの接種会場で使用される新型コロナワクチン保管用ディープフリーザーに、ツインバード工業<6897.T>の「SC-DF25WL」5000台の追加採用が決定し、これに同社子会社である神栄テクノロジーの温度ロガー「TempView GT002-T-DF」が採用されたと発表。これにより、既に受注している5000台とあわせて、新型コロナワクチンのディープフリーザー温度計測・管理用として温度ロガー計1万台を受注したことになるという。また、新型コロナワクチンの全国各地の冷蔵冷凍倉庫内における温度計測・管理にも、神栄テクノロジーの「TempView GT001-T」(温度センサ内蔵型)が採用されることが決まったとしており、これも好材料視されている。
エスケイジャパン<7608.T>=急伸。2月26日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を52億円から54億円(前期比18.2%減)へ、営業利益を1億5000万円から2億2000万円(同63.9%減)へ、純利益を1億5000万円から2億7500万円(同47.8%減)へ上方修正したことが好感されている。2度目の緊急事態宣言の業績への影響が想定を下回ったことに加えて、人件費、旅費交通費など諸経費の更なる削減効果が要因。また、税効果会計における繰延税金資産の計上の見直しも寄与する。
エムケー精工<5906.T>=大幅高。ガソリンスタンド向け洗車機などをはじめ自動車業界向けメカトロ製品技術で業界を先駆するほか、小型精米機や電気せいろといったニッチな調理家電で定評があり、巣ごもり消費需要を捉え足もとの業績は会社側の想定を上回る好調ぶりだ。20年4~12月期営業利益は前年同期比26%増の16億9000万で通期計画を既に60%も上回っている。
明和地所<8869.T>=急反発で昨年来高値を更新。首都圏を中心としてマンションの「クリオ」ブランドを展開、コロナ禍でのテレワーク導入や巣ごもり化など、住宅に対する意識変化や住み替え志向の高まりを捉え収益を伸ばしている。21年3月期営業利益は前期比9割増の31億円と急拡大を見込むが、第3四半期時点で通期計画を大幅超過しており、一段の上振れが濃厚とみられている。PERは依然として7倍台でPBRも0.6倍台と割安さが際立つ。配当利回りも4%を大幅に上回っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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