広栄化学工業が後場急伸、電子材料関連需要が好調に推移し第１四半期営業利益４２％増

　広栄化学工業<4367.T>が後場急伸ししている。午後１時ごろに発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高４７億７００万円（前年同期比１．６％増）、営業利益４億３２００万円（同４２．２％増）、純利益３億３４００万円（同２４．４％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　ファイン製品関係で、医農薬関連需要が減少した一方、電子材料関連需要が好調に推移したことが業績を牽引。また、販売数量の増加による利益押し上げ効果もあった。

　なお、２０年３月期通期業績予想は、売上高２００億円（前期比９．２％増）、営業利益１４億円（同１９．７％増）、純利益１１億円（同１４．５％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS