サイバネットシステムが上値追い加速、オリンパスと連携し「ＡＩ診断」の先駆け銘柄として脚光◇

　サイバネットシステム<4312.T>が一時３８円高の７１８円と上値追い加速。前週末に４０円高と値を飛ばしたが、きょうも商い急増で投資資金の流入が加速した。電子回路などの実験ソフトを主力展開し、ＡＩ・セキュリティー分野の製品開発に戦略的に資金投下している。同社がＡＩ分野で注力しているマシーンラーニングを利用した内視鏡診断支援システム「エンドブレイン」が脚光を浴びている。同ソフトは１７年２月に特許を取得し、昨年１２月に薬機法（医薬品医療機器等法）承認を受け、オリンパス<7733.T>と提携する形で今年３月から市場に投入されている。株式市場ではＡＩによる病理診断（ＡＩ診断）が一つの投資テーマとして浮上しているが、同社のエンドブレインはその先駆けとなる商品だけに注目度が高い。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS