決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ＣＡＩＣＡ、イトクロ、Ｆインタ (9月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　石井表記 <6336>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比39倍の2億7400万円に急拡大した。

★No.6　総合商研 <7850>
　20年7月期の連結経常損益は8800万円の赤字(前の期は8400万円の黒字)に転落したが、21年7月期は2億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6336> 石井表記 　　　東２ 　 +17.23 　　9/11　　上期　　 3814.29
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +16.09 　　9/11　　　3Q　　　-38.03
<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 +5.76 　　9/11　　　1Q　　　　赤拡
<2315> ＣＡＩＣＡ 　　ＪＱ　　 +5.56 　　9/11　　　3Q　　　　赤拡
<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +2.94 　　9/11　　上期　　　-29.71

<7850> 総合商研 　　　ＪＱ　　 +2.30 　　9/11　本決算　　　　黒転
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｍ　　 +0.94 　　9/11　　　1Q　　　　赤転
<1840> 土屋ＨＤ 　　　東２　　 +0.72 　　9/11　　　3Q　　　　赤拡
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.21 　　9/11　　上期　　　　赤転
<3974> Ｔ・ＳＣＡＴ 　ＪＱ　　 +0.07 　　9/11　　　3Q　　　-22.83

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース