ＴＨＥＣＯＯ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で73％の赤字

　ＴＨＥＣＯＯ <4255> [東証Ｇ] が8月10日大引け後(15:10)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の最終損益(非連結)は4億3100万円の赤字(前年同期は1億2100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億9000万円の赤字→8億7000万円の赤字(前期は4億8800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を73.2％毀損する規模となった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の最終損益は4億3900万円の赤字(前年同期は3億6700万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の最終損益は3億5400万円の赤字(前年同期は400万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.6％→-18.0％に急悪化した。

株探ニュース