2,367円
タカギセイコーのニュース
丸井G<8252>:2015円(-290円)
急反落。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は88億円で前年同期比2.0%増益、2ケタ増益で市場コンセンス並みの通期計画に対して、増益率は低位にとどまる形になっている。前第2四半期より増益が続いていた小売事業がEC売上伸び悩みなどで減益に転じたほか、フィンテック事業の増益率も市場期待を下回っている。また、利息返還引当金残高も水準が低下している。
アイスタイル<3660>:616円(-121円)
急落。前日に19年6月期の決算を発表、営業利益は4.8億円で前年同期比77.6%の大幅減益だが、予想レンジの中間値は上回った。一方、純損益は減損計上などで想定を下振れて赤字となっている。また、20年6月期は2割超の増収を見込むものの、営業損益は12.4億円の赤字見通し。大規模プロモーションを予定するなど再度投資を先行させ、ソフトウェア償却費などが大きく増加する見込みのようだ。
日本サード<2488>:907円(+77円)
急伸。20年3月期第1四半期(19年4-6月)の営業利益を前年同期比155.6%増の0.85億円と発表している。ICTソリューション事業や教育ソリューション事業が伸長し、利益が拡大した。第2四半期累計予想は37.3%減の0.44億円、通期予想は前期比6.9%増の2.55億円で据え置いた。第1四半期時点で第2四半期累計予想を上回っており、先行きへの期待が高まっている。通期予想に対する進捗率は33.3%。
JXTG<5020>:450.6円(-28.5円)
大幅続落。前日の取引時間中に決算を発表、直後に一時売られたものの、すぐに下げ渋る展開となっていた。第1四半期営業利益は493億円で前年同期比78.3%減益、1100億円程度であった市場コンセンサスを大幅に下回ったものの、在庫評価損益の悪化が主因で違和感は小さいとの見方も優勢となった。ただ、前日のNY市場では原油相場が4.7%の下落となっており、本日はあらためて売りが優勢の状況に。
タカギセイコー<4242>:2716円(+235円)
急伸。20年3月期第2四半期累計(19年4-9月)の営業利益を従来予想の6.00億円から7.90億円(前年同期実績7.33億円)に上方修正している。国内での車両分野などが順調だったため。また、総原価低減活動の効果が出たことも利益を拡大させる見込み。第1四半期(19年4-6月)は25.3%増の5.44億円で着地した。通期予想(前期比2.3%増の23.20億円)は国内外の経済状況に不透明感があるとして据え置いた。
スシローGHD<3563>:6380円(-340円)
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は113億円で前年同期比27.0%増益となった。また、通期予想は従来の126億円から142億円に上方修正、既存店売上の好調やコスト削減効果などが上振れの背景としている。ただ、同33.0%増益となっていた上半期までの状況に加えて、その後の月次売上好調も確認されていたため、業績上振れは想定線と捉えられる。短期的な好材料出尽くし感が先行しているようだ。
ソフトバンクG<9984>:5083円(-105円)
伸び悩み続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は6888億円で前年同期比3.7%減益となった。前年同期に約1600億円の一時的利益を計上しているため減益となったが、ビジョン・ファンド事業の利益拡大を主因に、市場予想は上回る着地となった。上振れ決算を受けて買い先行となったものの、同事業を除いたベースではほぼ市場想定通りでサプライズは限定的。米IT関連の先行き懸念拭えないなか、本格反発の材料にはつながらず。
NATTY<7674>:3510円(+115円)
大幅に続伸。20年6月期の営業利益予想を前期比35.8%増の4.30億円と発表している。新規出店・採用活動を行うとともに店舗収益力の維持向上を図る。直営店15店舗、フランチャイズ店5店舗を新規に出店する予定。同時に発表した19年6月期の営業利益は88.1%増の3.16億円で着地した。直営店やフランチャイズ店の新規出店が利益押し上げに貢献した。2ケタの増益基調が続くことが投資家に好感され、買いが広がっているようだ。
シダックス<4837>:231円(+7円)
急伸。20年3月期第1四半期(19年4-6月)の営業損益を6.80億円の黒字(前年同期実績9.67億円の赤字)と発表している。コントラクトフードサービス事業でコスト管理の徹底や既存店舗の解約防止、赤字店舗の撤退や損益改善などが寄与し、黒字に転換した。メディカルフードサービス事業やトータルアウトソーシング事業も順調に伸びた。通期予想は前期比9.7%減の15.70億円の黒字で据え置いた。進捗率は43.3%に達している。
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