宇部興、4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地、未定だった上期配当は45円実施

　宇部興産 <4208> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は12.9億円の赤字(前年同期は77.3億円の黒字)に転落した。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を45円(前年同期は45円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の4.4％→-0.5％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、安定かつ業績に対応した配当と機動的な自己株式取得を基本方針とする一方で、財務の健全性や将来の事業拡大のための内部留保の充実も重要と考えております。また、2019 年度を初年度とする中期経営計画「Vision UBE 2025 ～Prime Phase～」において、配当と自己株式取得を合わせた連結総還元性向を、3 か年平均で親会社株主に帰属する当期純利益の30%以上とするとともに、DOE（株主資本配当率）を指標として取り入れ、DOE を2.5%以上としております。　2021 年3 月期の１株当たりの中間配当予想および期末配当予想につきましては、上記方針および現時点で想定される収支・財務状況の見通し等を総合的に勘案し、それぞれ45円といたします。