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ダイセルのニュース
<動意株・2日>(大引け)=サンゲツ、ダイセル、プラスゼロ、まんだらけなど
サンゲツ<8130.T>=後場急動意。午後1時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1590億円から1700億円(前期比13.7%増)へ、営業利益を100億円から175億円(同2.2倍)へ、純利益を70億円から120億円(同43.5倍)へ上方修正し、あわせて中間35円・期末36円の年71円としていた配当予想を中間・期末各40円の年80円としたことが好感されている。主力のインテリアセグメントで、原材料価格の高騰や物流コストの上昇などを背景に商品取引価格の改定を行ったことなどが寄与する。
ダイセル<4202.T>=後場に入り大幅高。午後1時20分、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表に合わせ、通期の業績予想を見直した。営業利益の見通しを465億円から540億円(前期比6.5%増)に上方修正し、減益予想から一転して増益の見通しとなった。年間配当予想は前期比4円増配の38円(従来の予想は36円)に増額したほか、自社株買いも発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高の見通しは5400億円から5790億円(前期比23.7%増)に引き上げた。円安効果に加え、マテリアル事業における販売数量の増加などの影響を業績予想に織り込んだ。自社株買いは、取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.05%)、取得総額100億円を上限とする。取得期間は7日から2023年3月31日まで。
pluszero<5132.T>=連日のストップ高。同社は10月28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO企業。人工知能(AI)を中心にIT・ハードウェアなどの各種テクノロジーを統合的に活用したソリューションを提供する「ソリューション提供事業」を展開しており、ディープラーニングと知識・記号推論を融合した「第4世代AI」関連銘柄として注目を集めている。株価は、上場初日は買い殺到で値がつかず、上場2日目に公開価格1650円の2.3倍となる3805円で初値をつけ、同日に値幅制限いっぱいの4505円まで値を上げた。その後、上場3日目、そして上場4日目のきょうと連続ストップ高に買われている。時価総額は、足もとの株価急騰を経ても150億円前後の水準となお小さく、一段の上値をうかがう展開となっている。
まんだらけ<2652.T>=異彩の上げ足。同社株は10月末に大陽線で一気に株価水準を切り上げたが、同日の売買高は約63万株に膨れ上がった。時価はその時の大商いでつけた高値718円を上回る水準で売り物を吸収していることから、一段の上値追い期待が浮上している。漫画専門の古本を取り扱うほか、アニメの原画やフィギュアなども手掛けており、政府の水際対策緩和による訪日客需要も見込まれている。9月の月次売上高は前年同月を2割近く上回り株価を強く刺激したが、同社の22年9月期の業績予想は極めて保守的であり、営業利益ベースで前の期比強含みの6億500万円を予想しているだけに、大幅上方修正への思惑が強い。また、今期はこれにインバウンド特需が上乗せされることで、同社の収益環境に吹く追い風は更に強まることが予想されている。
三井海洋開発<6269.T>=大幅高で新値街道まい進。浮体式の石油・ガス生産設備を設計・建造するが、同分野では世界でも屈指の存在。1日取引終了後、エクソン・モービル<XOM>の南米ガイアナ・Uaruプロジェクト向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の基本設計業務を受注したことを発表、これが投資資金の攻勢を誘っている。また、日本近海の海洋資源に関しては、政府が小笠原諸島・南鳥島沖の海底にあるレアアースについて来年度に採掘法確立に向け技術開発に着手するとの直近報道も株価の刺激材料となっている。今年度第2次補正に関連経費が盛り込まれる見通しで、関連有力株である同社株に思惑が高まっているもよう。
横河電機<6841.T>大幅高で年初来高値を更新。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを280億円から290億円(前期比36.3%増)に見直した。制御事業と測定器事業の受注高見通しも上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。業績予想の前提となる為替レートを1ドル=130円から1ドル=135円と円安方向に見直した。4~9月期の受注実績が好調だったことなども、今期の業績予想に反映させた。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.7%増の2059億1800万円、最終利益が同1.8%増の92億7200万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ダイセル<4202.T>=後場に入り大幅高。午後1時20分、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表に合わせ、通期の業績予想を見直した。営業利益の見通しを465億円から540億円(前期比6.5%増)に上方修正し、減益予想から一転して増益の見通しとなった。年間配当予想は前期比4円増配の38円(従来の予想は36円)に増額したほか、自社株買いも発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高の見通しは5400億円から5790億円(前期比23.7%増)に引き上げた。円安効果に加え、マテリアル事業における販売数量の増加などの影響を業績予想に織り込んだ。自社株買いは、取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.05%)、取得総額100億円を上限とする。取得期間は7日から2023年3月31日まで。
pluszero<5132.T>=連日のストップ高。同社は10月28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO企業。人工知能(AI)を中心にIT・ハードウェアなどの各種テクノロジーを統合的に活用したソリューションを提供する「ソリューション提供事業」を展開しており、ディープラーニングと知識・記号推論を融合した「第4世代AI」関連銘柄として注目を集めている。株価は、上場初日は買い殺到で値がつかず、上場2日目に公開価格1650円の2.3倍となる3805円で初値をつけ、同日に値幅制限いっぱいの4505円まで値を上げた。その後、上場3日目、そして上場4日目のきょうと連続ストップ高に買われている。時価総額は、足もとの株価急騰を経ても150億円前後の水準となお小さく、一段の上値をうかがう展開となっている。
まんだらけ<2652.T>=異彩の上げ足。同社株は10月末に大陽線で一気に株価水準を切り上げたが、同日の売買高は約63万株に膨れ上がった。時価はその時の大商いでつけた高値718円を上回る水準で売り物を吸収していることから、一段の上値追い期待が浮上している。漫画専門の古本を取り扱うほか、アニメの原画やフィギュアなども手掛けており、政府の水際対策緩和による訪日客需要も見込まれている。9月の月次売上高は前年同月を2割近く上回り株価を強く刺激したが、同社の22年9月期の業績予想は極めて保守的であり、営業利益ベースで前の期比強含みの6億500万円を予想しているだけに、大幅上方修正への思惑が強い。また、今期はこれにインバウンド特需が上乗せされることで、同社の収益環境に吹く追い風は更に強まることが予想されている。
三井海洋開発<6269.T>=大幅高で新値街道まい進。浮体式の石油・ガス生産設備を設計・建造するが、同分野では世界でも屈指の存在。1日取引終了後、エクソン・モービル<XOM>の南米ガイアナ・Uaruプロジェクト向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の基本設計業務を受注したことを発表、これが投資資金の攻勢を誘っている。また、日本近海の海洋資源に関しては、政府が小笠原諸島・南鳥島沖の海底にあるレアアースについて来年度に採掘法確立に向け技術開発に着手するとの直近報道も株価の刺激材料となっている。今年度第2次補正に関連経費が盛り込まれる見通しで、関連有力株である同社株に思惑が高まっているもよう。
横河電機<6841.T>大幅高で年初来高値を更新。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを280億円から290億円(前期比36.3%増)に見直した。制御事業と測定器事業の受注高見通しも上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。業績予想の前提となる為替レートを1ドル=130円から1ドル=135円と円安方向に見直した。4~9月期の受注実績が好調だったことなども、今期の業績予想に反映させた。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.7%増の2059億1800万円、最終利益が同1.8%増の92億7200万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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