ダイセルのニュース
<4202> ダイセル
四季報より 業種:化学。
【特色】セルロース事業のたばこフィルター用トウが柱。合成樹脂、有機合成、エアバッグ用部品等も
【反 発】酢酸セルロースなどディスプレー向けが低迷。が、自動車向けの戻りが想定以上、原価低減徹底で減益幅縮小。特損減。22年3月期はガス発生装置、ABS樹脂等自動車向けが本格回復。半導体向けも堅調。省電力等コスト管理強化で増益しっかり。
【中 計】25年度売上5000億円、営業利益700億円目標。インドにエアバッグ用ガス発生装置の生産拠点、23年12月稼働。
2021年2月3日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-5.5%の280.00億円、経常利益-7.2%の295.00億円と4期連続の減収・減益の見通し。
2015年8月11日の1793円、11月9日の1922円、2016年2月4日の1808円と三尊天井を形成後、大幅下落(A)となって、7月8日の982円でいったん底打ちとなりました。ここからの反発で2017年7月14日の1480円で戻りの1番天井、2018年10月4日の1415円を2番天井にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年4月24日の1285円の高値から8月26日の771円まで大幅下落後、11月13日の1153円まで反発して、ここからコロナ相場に巻き込まれ再急落となり、2020年3月17日の677円で底打ちとなりました。ここから5月27日に1010円まで自律反発後、三角保ち合い(C)を形成しました。この三角保ち合いが煮詰まったところで上放れし、今年の3月19日に897円の高値をつけてもみあって、5月7日に886円で買転換となっています。
<2767> フィールズ
四季報より 業種:卸売業。
【特色】遊技機の企画開発、販売が軸。『エヴァ』シリーズ著名。円谷プロ買収等コンテンツ事業拡充も
【黒字浮上】パチンコ・パチスロは後半のタイトルが期ずれ、9・3万台(前期は19・1万台)に後退。前号比減額で営業赤字。22年3月期はホールの新台導入が復調。アニメ系軸に遊技機20万台想定。人件費こなし、営業黒字浮上。臨時休業特損ない。
【新領域】CG制作子会社がネットフリックスの『今際の国のアリス』担当。遊技機タイトルのメーカー分散し安定収入確保へ。
2021年2月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-408.6%の-22.00億円、経常利益-313.0%の-20.00億円と大幅な減収・減益の見通し。
2016年12月14日の1522円を戻り高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年6月4日の898円まで下落したあと、7月20日の1247円の戻り高値から大幅下落となりました。この中で2019年8月6日の433円、11月11日の478円と2点底をつけて、12月27日に673円まで反発したところでコロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日の260円で底打ちとなりました。ここからの自律反発で5月21日の489円まで上昇後、3点底をつけて反発となり、12月21日に541円の高値をつけて、押し目を形成し1月5日の427円を安値に2月25日に650円まで上昇し、もみあったあと下落となって再び押し目を形成しているところですが、本日14日(金)は大きく下落し427円の安値をつけました。
<8999> グランディハウス
四季報より 業種:不動産業。
【特色】栃木県など北関東が地盤。土地開発からの戸建て住宅販売が主力。千葉、埼玉、神奈川にも進出
【好 転】新築住宅は下期から前年同期を上回る。が、中古が仕入れ減から反落。新エリア埼玉への投資負担響く。創業記念増配。22年3月期はコロナ影響緩和で営業正常化。埼玉での仕入れ、販売本格化や神奈川の買収2社も体制強化。営業利益好転。
【強化継続】埼玉県は人員増強、広告強化を継続。神奈川は在庫整理の一方、自社施工拡大。オンラインなど非接触営業拡充。
2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+32.8%の26.00億円、経常利益+14.0%の24.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年6月24日の300円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月10日に612円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の351円まで下げて、いったん反発となりました。その後、下降トレンド(B)を上にぬけて2019年3月4日の496円、7月31日の511円、2020年1月22日の514円と3点天井となったところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、4月6日に280円まで下げて底打ちとなりました。ここから6月8日の438円まで反発して、三角保ち合い(C)を形成し、この中で煮詰まったところで11月5日の342円を安値に11月30日の397円まで上昇し、もみあって12月30日の402円で買転換となり上放れしました。
前回は2021年1月8日に買推奨しました。その後、3月22日に522円まで上昇して、目先材料出尽くして4月21日に435円まで下げてもみあっています。
<8005> スクロール
四季報より 業種:小売業。
【特色】生協向けカタログ通販からM&Aでネット通販等へ展開。PB化粧品、物流等受託も。旧ムトウ
【足踏み】柱の生協向け通販は在宅商材が想定超。ソリューションやECも好調。調達先見直しも効き増益幅さらに拡大。増配。22年3月期はアフィリエイトなどソリューションは堅調持続。ただ、通販やECは巣ごもり需要が一巡。営業利益は足踏み。
【充 実】法人向けの請求代行や、アプリで決済可能なファミペイ請求書支払い開始、ソリューション事業のメニュー拡充。
2021年5月7日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-47.2%の39.00億円、経常利益-46.8%の40.00億円の減収・減益の見通し。
2016年11月9日の312円を安値に2018年8月23日に885円まで上昇後、12月25日の336円まで下落し、1年近いボックス相場(C)を形成しました。この中で2019年12月26日に406円の高値をつけたあと、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月13日に236円で底打ちとなりました。ここから急角度の上昇トレンド(D)となり、2020年10月15日に1069円まで上昇し、ここからいったんの調整となって、11月10日の673円、12月22日の693円と2点底をつけ、2021年の1月中旬から急騰し、2月18日に1485円の高値をつけました。ここをピークに急反落となり、4月28日に987円まで下げて、いったん5月6日の1132円まで反発するも再急落となって5月10日に835円の安値をつけました。
<7241> フタバ産業
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】自動車マフラーの最大手。プレス・溶接技術核にボディや足回り部品も。トヨタG向け7割強
【急反発】下期はトヨタ向け回復が想定超。増産に伴う人件費増重いが前号比営業減益幅縮小。22年3月期は需要戻り、マフラーやボディ部品は米中軸にトヨタ向け続伸。前期進めた経費削減も寄与。利益反発。
【新工場】岩手県の既存工場隣接地に新工場建設し22年4月稼働。生産能力は約4割増でトヨタ自動車東日本向けの供給強化。増産続く米国工場の要員不足は解消進む。
2021年4月27日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+28.5%の100.00億円、経常利益+21.8%の97.00億円の増収・増益の見通し。
2017年9月28日の1278円をピークにして、2018年2月2日の1230円を2番天井にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で1230円の2番天井から大きな下落となり、2018年12月25日の477円、2019年6月3日の518円を2点底にして 11月11日に868円まで戻しました。この戻ったところでコロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月19日に379円で底打ちとなりました。その後、7月31日の409円の2点底から角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で10月26日の593円まで上昇し、11月18日の474円まで押し目を入れて再上昇となり、今年の3月19日に653円まで上昇したところで、目先材料出尽くしとなって大きな押し目を形成しています。
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