ＨＣＳＨＤは大幅安、主力事業など苦戦で２３年３月期業績予想を下方修正

　ＨＣＳホールディングス<4200.T>が大幅安となっている。同社は２７日取引終了後、２３年３月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の４億６０００万円から１億５２００万円（前期比６３．３％減）に引き下げたことが嫌気されているようだ。

　売上高予想も５４億４６００万円から４５億３１００万円（同５．２％減）に下方修正した。主力の情報サービス事業で、スキル転換などの人材育成が計画通りに進捗しなかったことや、ＯｕｔＳｙｓｔｅｍｓ業務及びＣＯ２排出量算定支援業務にてプロジェクト計画の変更・保留等が発生したことが影響。また、ＥＲＰ事業で協力会社からの要員調達が計画通りに進まなかったことなども重荷となった。

出所：MINKABU PRESS