大有機、今期経常を34％下方修正

　大阪有機化学工業 <4187> [東証Ｐ] が4月7日大引け後(15:10)に決算を発表。23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比40.0％減の10.4億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の60.5億円→40億円(前期は63.6億円)に33.9％下方修正し、減益率が4.9％減→37.2％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、12-5月期(上期)の同利益を従来予想の32.5億円→21億円(前年同期は35.2億円)に35.4％下方修正し、減益率が7.8％減→40.4％減に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の20.5％→14.6％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年11月期第2四半期及び通期の業績につきましては、ディスプレイや半導体などの電子材料用途を中心に需要の低迷の影響を大きく受けたことなどから、売上及び利益面で前回発表予想を下回る見込みとなり、業績予想を修正することにいたしました。なお、2023年11月期の配当予想につきましては、前回発表予想から変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき算出しております。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。