JSRのニュース
<4956> コニシ
四季報によると、買収工事会社が年商30億円上乗せ。ボンドは住宅、産業資材向け絶好調。のれん代とナフサ再騰重なり営業増益は計画止まり。19年3月期は工事会社が通期40億円寄与、フル稼働の橋梁改修に相乗効果。原料高をボンド数量増で補い連続最高益。土木手薄な角丸建設(藤枝市)に当社人員派遣し、東海地方の案件深耕。ボンドが建築用難密着テープに新規採用。
4月27日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+5.7%の76.50億円、経常利益+5.9%の77.60億円の4期連続の増収・増益の見通し。化学:ボンド、化成品、土木建設工事。
2015年9月7日の982円(分割前1964円)からの、ゆるやかに下値を切り上げる上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2016年4月20日の1464円でいったんピークをつけたあと、8月26日の1112円まで押し目を入れ、ここから角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年の1月9日に2189円の高値をつけ、いったん買われ過ぎからの短期下降トレンド(C)となりましたが、3月26日の1624円で目先の底打ちとなり反発となって、5月8日に1819円で買転換となっています。
<4185> JSR
四季報によると、IFRS移行の影響小。合成ゴムは原料価格上昇を価格転嫁。合成樹脂は自動車向け堅調で営業益順調。19年3月期は合成ゴム続伸。ディスプレー事業は中国向けに拡大続く。原材料価格上昇こなす。米国創薬支援企業を買収。米国3Dプリンティングベンチャーへ出資。三菱ケミカル、宇部興産とABS樹脂事業統合。慶大から腸疾患の研究成果使用権取得。
4月25日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+10.2%の480億円、経常利益+6.0%の490億円と2期連続の増収・増益の見通し。化学:エラストマー、合成樹脂、多角化。
アベノミクス相場は2015年5月29日の2296円でいったんピークをつけ、下降トレンド(A)を形成。この中で2016年7月7日の1287円で底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて10月19日の1704円まで上昇し、ここから11月9日の1437円まで押し目を入れて、上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年の1月30日に2758円の高値をつけて調整入りとなり、3月26日の2279円まで下落して、ゆるやかな上昇トレンド(C)となっていましたが、4月24日の2425円を戻り高値に大幅下落となって4月26日の2008円まで下げ、ここで大商いとなって反発しかかっているところです。
<8133> 伊藤忠エネクス
四季報によると、石油製品の利幅が回復。反面、自動車が日産車不正の影響で苦戦。LPガス事業の再編益。独自増額。19年3月期は電力が成長を牽引。石油製品やLPガスは堅調。自動車販売は平常化。最高純益更新。ブランド切り替えは3月末で完了。システムを改善し、当日2時間前までWeb予約可能に。LPガス販社は大阪ガス旧子会社とエリアごとに経営統合。
4月27日発表時点。2019年.3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.0%の187億円、経常利益-3.5%の185億円の増収・減益の見通し。
2012年10月1日の402円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年6月25日の1239円で当面のピークをつけ、下降トレンド(B)入りとなり、2016年1月20日の772円、2月24日の769円と2点底をつけて、7月25日の1052円まで上昇するものの、戻り天井となって再下落し、安値を更新して8月30日の731円まで下落しました。ここを安値に短期の上昇トレンド(C)へ移行し、2017年10月10日には2015年6月25日の1239円の高値を更新する1261円をつけてピークとなり、短期の下降トレンド(D)へ転換しました。この中で今年の3月26日の965円を安値に4月2日の1012円で買転換となって上値を試す形となっています。
<4528> 小野薬品工業
四季報によると、柱の『オプジーボ』が薬価半減痛打。ただ数量は伸長、ロイヤルティ収入も増加。前号から減益幅縮小。19年3月期は『オプジーボ』が適応拡大に伴う数量増続くも、再算定による価格引き下げ続く。ロイヤルティ拡大で補えず。利益続落。用法用量変化再算定で4月に現行比約12%の薬価引き下げ、さらに低下懸念も。効能追加など価値最大化追求。
5月10日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.3%の615億円、経常利益+1.7%の650億円の増収・増益の見通し。
2012年11月13日の4355円(分割前871円)を安値に上昇トレンドを形成し、2016年4月12日の5880円でピークをつけました。ここから急角度の下降トレンド(A)となり、9月16日の2541円を安値に、いったん自律反発して10月7日の3251円の戻り高値をつけるものの、下向きの先細三角形(B)へ移行しました。この下向きの先細三角形(B)の中の煮詰まったところで2017年4月17日の2195円、9月6日の2185円とダブル底に近い2点底となって短期の上昇トレンド(C)となりました。この中で、今年の3月13日の3310円まで上昇したあと、ゆるやかな上昇トレンド(D)となりました。この中で3月30日の3389円、4月9日の3389円とダブル天井をつけて急落し、4月20日に2471円の安値をつけて反発し、5月11日に2572円をつけています。短期の買転換ですから底打ちは確認できず、2番底を想定して買っていくところです。
<3583> オーベクス
四季報によると、メディカルは薬液注入器など新製品寄与し向上。ただ利益率よい化粧用ペン先が比重高い海外の低調痛手。償却費増。19年3月期はメディカルが薬価改定の影響若干あるが国内向け伸びしのぐ。化粧用ペン先やや回復、フェルト製ペン先戻る。既存技術生かし循環器、消化器以外の分野への展開目指し開発推進。千葉工場のペン先増設は18年前半完成か。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+35.3%の3.87億円、経常利益+38.1%の3.77億円の増収・増益の見通し。繊維:テクノ製品、メディカル製品。
2012年10月11日の375円(併合前75円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年3月23日の1140円(併合前228円)の高値をつけ、8月25日の800円(併合前160円)まで押し目を入れたあと、2016年4月25日の1225円まで上昇し、三角保ち合い(B)を形成しました。この三角保ち合い(B)の煮詰まったところで、11月9日の965円を安値に大幅上昇となって、12月21日の1905円(併合前381円)の高値をつけピークとなりました。ここから下降トレンド(C)入りとなりましたが、チャートの形としては下向きの先細三角形の形(C)となっており、その煮詰まったところで今年の2月16日の943円、4月17日の955円と2点底をつくって、5月14日に1008円で買転換となっています。出来高は今のところ少ないですが、増加してくると期待がもてる銘柄です。
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