2,950円
三菱ガス化学のニュース
<話題の焦点>=ドライアイス需給逼迫、一部では値上げの動きも
夏本番を迎え、ドライアイスが不足する懸念が浮上している。アンモニア製造設備などの相次ぐ稼働停止で、原料となる炭酸ガスの供給力が低下していることがその背景にある。
炭酸ガスは化学プラントや石油精製プラントから発生する低純度の粗炭酸ガスを、工業用ガス会社が純度を高めて液化炭酸ガスやドライアイスなどに製品化している。しかし、今年3月の宇部興産<4208.T>堺工場アンモニア製造設備の稼働停止に続き、来年7月末には三菱ガス化学<4182.T>新潟工場アンモニア製造設備が停止する予定。経済産業省が製油所再編を打ち出していることもあり、供給力は先細りすることが予想される。
こうした状況下、大陽日酸<4091.T>傘下の日本液炭は液化炭酸ガスおよびドライアイスの10%値上げを表明する一方、調達先拡大にも注力。エア・ウォーター<4088.T>傘下のエア・ウォーター炭酸は東燃ゼネラル石油<5012.T>川崎工場から、岩谷産業<8088.T>はコスモ石油<5007.T>堺製油所から原料ガス供給を受けることで合意している。これらの動きが売り上げ増につながることが期待されるなか、昭和電工<4004.T>傘下の昭和電工ガスプロダクツや東邦アセチレン<4093.T>、高圧ガス工業<4097.T>、小池酸素工業<6137.T>などの動向も注目される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
炭酸ガスは化学プラントや石油精製プラントから発生する低純度の粗炭酸ガスを、工業用ガス会社が純度を高めて液化炭酸ガスやドライアイスなどに製品化している。しかし、今年3月の宇部興産<4208.T>堺工場アンモニア製造設備の稼働停止に続き、来年7月末には三菱ガス化学<4182.T>新潟工場アンモニア製造設備が停止する予定。経済産業省が製油所再編を打ち出していることもあり、供給力は先細りすることが予想される。
こうした状況下、大陽日酸<4091.T>傘下の日本液炭は液化炭酸ガスおよびドライアイスの10%値上げを表明する一方、調達先拡大にも注力。エア・ウォーター<4088.T>傘下のエア・ウォーター炭酸は東燃ゼネラル石油<5012.T>川崎工場から、岩谷産業<8088.T>はコスモ石油<5007.T>堺製油所から原料ガス供給を受けることで合意している。これらの動きが売り上げ増につながることが期待されるなか、昭和電工<4004.T>傘下の昭和電工ガスプロダクツや東邦アセチレン<4093.T>、高圧ガス工業<4097.T>、小池酸素工業<6137.T>などの動向も注目される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
菱ガス化のニュース一覧- ウェーブロックHD Research Memo(4):マテリアルソリューション、アドバンストテクノロジー事業を展開(2) 2024/12/12
- [Updated]Corporate Governance Report 2024/12/12
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/12/12 2024/12/12
- 前場に注目すべき3つのポイント~戻り高値39884.01円が射程に入る~ 2024/12/05
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ 2024/12/02
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
三菱ガス化学の取引履歴を振り返りませんか?
三菱ガス化学の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。