東和ハイシス、上期経常を50％上方修正、通期も増額

　東和ハイシステム <4172> [ＪＱ] が4月28日昼(12:30)に業績修正を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.9億円→2.9億円に49.7％上方修正した。
　上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も従来予想の4.1億円→5.1億円(前期は3.9億円)に23.8％上方修正し、増益率が4.5％増→29.4％増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年９月期第２四半期累計期間の業績予想につきましては、当社の主力商品であります「歯科電子カルテ統合システムHi Dental Spirit XR10-i」の売上及び2021年３月から開始される予定であった厚生労働省が推進するオンライン資格確認等システムに係る売上が堅調に推移したことから、売上高は前回発表予想を146百万円上回る1,157百万円となりました。利益面につきましては、売上高の増加により、営業利益については133百万円、経常利益については98百万円、四半期純利益については63百万円それぞれ前回発表予想を上回る見込みとなりました。通期業績予想につきましては、現時点では新型コロナウイルス感染症による今後の影響及び、３月26日に厚生労働省より発表されました、オンライン資格確認等システムの本格運用の開始が10月まで延期になったことによる今後の影響など不透明な要素があるものの、下半期の当初予想を据え置き前記のとおり修正しております。