スガイ、今期経常を28％上方修正

　スガイ化学工業 <4120> [東証２] が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7倍の3億5900万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億6000万円→4億6000万円(前期は5億3200万円)に27.8％上方修正し、減益率が32.3％減→13.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億3400万円→2億3400万円(前年同期は3億2400万円)に74.6％増額し、減益率が58.6％減→27.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は1億3300万円の黒字(前年同期は7300万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-9.3％→9.4％に急改善した。

株探ニュース