大日精、今期経常を43％上方修正、配当も10円増額

　大日精化工業 <4116> が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の50.1億円に急拡大し、従来予想の32億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→86億円(前期は56.1億円)に43.3％上方修正し、増益率が6.9％増→53.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.8％減の35.8億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は45円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.8倍の22.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→7.0％に急改善した。

株探ニュース