801円
第一稀元素化学工業のニュース
第一稀元素化学工業 <4082> [東証P] が4月30日大引け後(17:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→29.4億円(前の期は59.6億円)に16.0%下方修正し、減益率が41.4%減→50.7%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.8億円→1.2億円(前年同期は7.2億円)に82.2%減額し、減益率が6.1%減→83.3%減に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループの主要顧客である自動車産業では、中国における新エネルギー車を対象とする税優遇措置の影響などを受け、2023年の世界ライトビークル累計販売台数は前年を上回りました。それに伴い当社グループの主力製品である自動車触媒用途の販売は堅調に推移しておりましたが、欧州向け販売の一部を現地倉庫販売へ変更したことや、当第4四半期連結会計期間において一部顧客での顕著な生産調整による影響等により、販売数量は想定を下回りました。また、二次電池用途では欧米での電動車販売低迷の影響を受け販売数量が減少したこと等により、売上高は業績予想を下回る見通しです。 利益につきましては、営業利益は販売数量減少の影響を受けて減少しました。経常利益は販売数量減少の影響に加え、為替相場変動の影響を受けました。具体的には、2024年に入り急激な円安基調で推移したことにより当社が保有する外貨建て資産・負債に対して想定以上の為替差益を計上いたしました。一方で当社子会社の業績は3ヶ月遅れて反映しており、ベトナム子会社では2023年12月末の為替変動で為替差損を計上しております。また、当社は為替予約とデリバティブ取引を採用しており、その効果で為替変動を抑制した影響もありました。親会社株主に帰属する当期純利益はこれらの影響に加え、連結子会社の業績変動から税金の見積もりに差が生じており、業績予想を下回る見通しです。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績については予想数値と異なる場合があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.8億円→1.2億円(前年同期は7.2億円)に82.2%減額し、減益率が6.1%減→83.3%減に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループの主要顧客である自動車産業では、中国における新エネルギー車を対象とする税優遇措置の影響などを受け、2023年の世界ライトビークル累計販売台数は前年を上回りました。それに伴い当社グループの主力製品である自動車触媒用途の販売は堅調に推移しておりましたが、欧州向け販売の一部を現地倉庫販売へ変更したことや、当第4四半期連結会計期間において一部顧客での顕著な生産調整による影響等により、販売数量は想定を下回りました。また、二次電池用途では欧米での電動車販売低迷の影響を受け販売数量が減少したこと等により、売上高は業績予想を下回る見通しです。 利益につきましては、営業利益は販売数量減少の影響を受けて減少しました。経常利益は販売数量減少の影響に加え、為替相場変動の影響を受けました。具体的には、2024年に入り急激な円安基調で推移したことにより当社が保有する外貨建て資産・負債に対して想定以上の為替差益を計上いたしました。一方で当社子会社の業績は3ヶ月遅れて反映しており、ベトナム子会社では2023年12月末の為替変動で為替差損を計上しております。また、当社は為替予約とデリバティブ取引を採用しており、その効果で為替変動を抑制した影響もありました。親会社株主に帰属する当期純利益はこれらの影響に加え、連結子会社の業績変動から税金の見積もりに差が生じており、業績予想を下回る見通しです。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績については予想数値と異なる場合があります。
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