カーバイド、上期経常を36％上方修正

　日本カーバイド工業 <4064> が10月27日大引け後(17:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の14億円→19億円(前年同期は5.6億円)に35.7％上方修正し、増益率が2.5倍→3.3倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の27億円(前期は28.5億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間につきましては、売上高は予想通りでありますが、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、原材料価格が上昇傾向にあるものの、諸経費の削減や円安による為替差益の計上などにより、前回予想を上回る見込みであります。　通期の業績予想につきましては、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、為替の変動や原材料価格の高騰などの不透明な要因もあり、前回予想を据え置いております。　このような状況を踏まえ、2021年８月６日に公表いたしました第２四半期連結累計期間業績予想を修正いたします。 （注）上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって　　　異なる可能性があります。