イビデン、今期経常を7％下方修正

　イビデン <4062> [東証Ｐ] が2月1日大引け後(15:20)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.8％減の404億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の510億円→475億円(前期は761億円)に6.9％下方修正し、減益率が33.0％減→37.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の241億円→206億円(前年同期は306億円)に14.5％減額し、減益率が21.1％減→32.5％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.1％減の135億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.2％→13.9％に低下した。

株探ニュース