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フィーチャ、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/05/02 15:00
 フィーチャ <4052> [東証G] が5月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年6月期の連結経常損益を従来予想の8100万円の黒字→3700万円の赤字(前期は2600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億0500万円の黒字→1300万円の赤字(前年同期は2000万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2023 年 6 月期の通期業績予想につきましては、主にドライブレコーダー向けの量産開発案件の開発開始が顧客都合により大幅に遅延したことにより、受託開発収入が 95 百万円減少する見込みとなりました。また、大手自動車メーカーの新車向け車載カメラ案件の量産についても、徐々に搭載車種が増加している一方で、中国各地での大規模なロックダウンや半導体供給不足、ウクライナ戦争に伴う物価高騰等に伴い、新規車種の量産開始が後ろ倒しになったことにより、ライセンス収入が 30百万円減少する見込みとなりました。利益につきましても、売上高の大幅な減少及び今後開始予定である大型案件に備え、オフィスフロアの増床を進めているため、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についてもそれぞれ減少する見込みとなりました。しかしながら、上記の業績予想修正につきましては、主にプロジェクトの遅延によるものであり、複数の量産予定案件や大型案件の開始が来期以降控えております。そのため、現在、エンジニアをはじめとした優秀な人材の確保、オフィスフロアの増床による開発体制の整備等の将来に向けた投資を積極的に行っていく構えであります。このように、当社を取り巻く事業環境は今後好転に向かうものと考えており、当社としては引き続き車載用画像認識ソフトウェアの販売を更に拡充していくとともに、他市場への展開及びディープラーニングをはじめとした画像認識技術の研究開発に積極的に取り組んでまいります。※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探
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