【引き合い多い化学品】
苛性ソーダや塩化ビニルなどの化成品が主力だが、多結晶シリコンなどの電子材料やセメント、医薬品原薬や中間体などのファインケミカルなど手がける分野は多岐にわたる。国産ナフサ価格下落に伴う石化製品の軟化に対し、半導体用多結晶シリコンの増収が補う収益構造となっている。
【落ち込み後の反騰劇】
前期はトクヤママレーシア(太陽電池向け多結晶シリコン生産工場)の事業撤退で1200億円を超える巨額特損計上。既存事業の収益力強化と事業効率化を進めてきた結果、今期の営業利益は大幅増、純利益は黒字に転換する見込み。株価はここ最近では最高の経常利益見通しを追い風に上値追いが継続。長期上昇トレンドに入っている。
【旬のテーマ株】
既存事業の収益寄与が各分野で進んできているが、素材の中でも今後注目なのはシリコンウェハーだけではなく、燃料電池部材。半導体関連株が総じて強含んできたことから、一つのテーマに注目しがちだが、同社は多様なテーマをもつ銘柄として関連銘柄物色のスポットライトを浴びやすいと言える。「スマートエネルギー」イベントが開催され材料出尽くし感で調整したが、再び旬の銘柄に浮上する可能性は高い。
トクヤマ(4043)(東証1部)
業種:化学
単元株数:100株
PER:8.26倍
PBR:2.80倍
【落ち込み後の反騰劇】
前期はトクヤママレーシア(太陽電池向け多結晶シリコン生産工場)の事業撤退で1200億円を超える巨額特損計上。既存事業の収益力強化と事業効率化を進めてきた結果、今期の営業利益は大幅増、純利益は黒字に転換する見込み。株価はここ最近では最高の経常利益見通しを追い風に上値追いが継続。長期上昇トレンドに入っている。
【旬のテーマ株】
既存事業の収益寄与が各分野で進んできているが、素材の中でも今後注目なのはシリコンウェハーだけではなく、燃料電池部材。半導体関連株が総じて強含んできたことから、一つのテーマに注目しがちだが、同社は多様なテーマをもつ銘柄として関連銘柄物色のスポットライトを浴びやすいと言える。「スマートエネルギー」イベントが開催され材料出尽くし感で調整したが、再び旬の銘柄に浮上する可能性は高い。
トクヤマ(4043)(東証1部)
業種:化学
単元株数:100株
PER:8.26倍
PBR:2.80倍