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ナレッジスイートのニュース
■業績動向
2. 財務状況
ナレッジスイート<3999>の2020年9月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比176百万円増加の2,515百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が244百万円減少し、未収法人所得税等が13百万円増加した。また、非流動資産ではソフトウェア等の無形資産が209百万円増加したほか、使用権資産が164百万円増加した。
負債合計は前期末比163百万円増加の1,522百万円となった。有利子負債が86百万円減少した一方で、リース負債が168百万円増加したほか、営業債務及びその他債務が87百万円増加した。また、資本合計は前期末比12百万円増加の993百万円となった。主に資本金の増加16百万円によるものとなっている。
経営指標を見ると、負債の増加に伴って親会社所有者帰属持分比率は前期末比2.4ポイント低下の39.5%となったものの、ネットキャッシュは11百万円の黒字となっており、財務面でのリスクは無いものと判断される。収益性に関しては顧客基盤を拡大するための投資フェーズが続くため、当面は低水準が続く可能性があるが、ストック型のビジネスモデルとなっていることから、投資が一段落すれば収益性は自ずと上昇していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2. 財務状況
ナレッジスイート<3999>の2020年9月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比176百万円増加の2,515百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が244百万円減少し、未収法人所得税等が13百万円増加した。また、非流動資産ではソフトウェア等の無形資産が209百万円増加したほか、使用権資産が164百万円増加した。
負債合計は前期末比163百万円増加の1,522百万円となった。有利子負債が86百万円減少した一方で、リース負債が168百万円増加したほか、営業債務及びその他債務が87百万円増加した。また、資本合計は前期末比12百万円増加の993百万円となった。主に資本金の増加16百万円によるものとなっている。
経営指標を見ると、負債の増加に伴って親会社所有者帰属持分比率は前期末比2.4ポイント低下の39.5%となったものの、ネットキャッシュは11百万円の黒字となっており、財務面でのリスクは無いものと判断される。収益性に関しては顧客基盤を拡大するための投資フェーズが続くため、当面は低水準が続く可能性があるが、ストック型のビジネスモデルとなっていることから、投資が一段落すれば収益性は自ずと上昇していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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