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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2025/03/05 05:30

フライト <3753>  232円 (+50円、+27.5%) ストップ高

 フライトソリューションズ <3753> [東証S]がストップ高。3日取引終了後、三菱UFJ銀行と協業し、三菱UFJ銀行が提供する決済ネットワーク「SP-NET」を活用した市場開拓を開始すると発表した。SP-NETとフライトのソリューションを接続し、決済処理の運用コストを抑えた決済サービスを提供するという。これが材料視された。

杏林製薬 <4569>  1,677円 (+300円、+21.8%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。杏林製薬 <4569> [東証P]がストップ高。3日の取引終了後、自社創製化合物であるKRP-M223及びそのバックアップ化合物について、ノバルティス とライセンス契約を締結したと発表したことが好感された。KRP-M223は、マスト細胞が関与する慢性特発性蕁麻疹などのアレルギー性疾患や炎症性疾患を対象としたMRGPRX2拮抗薬として期待される化合物。今回の契約締結により、杏林製薬はノバルティス社に対してKRP-M223の開発、製造、及び商業化に関する全世界での独占的な権利を供与することになり、これに伴いノバルティスから契約一時金5500万ドルを受領することになる。また、今後の開発、製造販売承認の取得、及び一定の正味売上高の達成により、マイルストンペイメントとして最大7億7750万ドル、更に正味売上高に応じた段階的ロイヤルティーを受け取る権利を有するとしている。なお、同件による25年3月期業績への影響は現在精査中としている。

FFRI <3692>  3,050円 (+500円、+19.6%) ストップ高

 FFRIセキュリティ <3692> [東証G]がストップ高。直近5日・25日移動平均線のデッドクロスを示現したばかりだが、一気に切り返す展開となった。政府は経済安全保障の観点から新たな サイバーセキュリティー対策をまとめるとの報道がセキュリティー関連株の刺激材料となった。そのなか、経済産業省は近く「サイバーセキュリティ産業振興戦略」を初めて打ち出す見通しで、国産ソフトを優先調達することを柱に海外製ソフトに依存する現状からの脱却を主眼としていることが伝わった。独自開発の標的型攻撃に特化した純国産エンドポイントソフト「ヤライ」を展開するFFRIはその急先鋒として注目された形だ。

アスタリスク <6522>  526円 (+80円、+17.9%) ストップ高

 アスタリスク <6522> [東証G]がストップ高。同社は3日取引終了後、新二次元コード「AsCode」を正式にリリースし、本格的に販売を開始すると発表。これが材料視されたようだ。「AsCode」は、大量一気読みをコンセプトに開発された二次元コードで、シンプルな二次元配列を採用することで圧倒的な読み取り速度を実現したもの。従来のハンディーターミナルなどのリーダーをはるかに凌駕し、スマートフォンでも驚異的なスピードで大量シンボルの読み取りが可能だという。また、同日には顔認証技術と人追跡技術を組み合わせた新システム「不正入場通報システム」を開発したことも明らかにしている。

WHDC <3823>  106円 (+15円、+16.5%)

 THE WHY HOW DO COMPANY <3823> [東証S]が続急騰。同社は3日取引終了後、電気自動車(EV)充電インフラ事業を展開しているTerra Charge(東京都港区)の株式を取得すると発表。これが材料視されたようだ。取得株式数は193株(所有割合0.17%)で、取得相手先は非公表。同社は今回の株式取得が将来的な競争力強化につながるとみている。なお、株式譲渡実行日は、4日を予定している。

三菱重 <7011>  2,285.5円 (+164.5円、+7.8%)

 東証プライムの上昇率4位。三菱重工業 <7011> [東証P]が続急騰。そのほか、川崎重工業 <7012> [東証P]、IHI <7013> [東証P]が全般下げ相場に逆行していずれも続伸。 防衛関連株への買いが際立った。ウクライナとロシアの戦争に絡み世界的に有事リスクに対する意識が急速に高まっている。前日3日の欧州株市場では防衛関連株に投資資金が集中、ドイツでは防衛関連の象徴株であるラインメタルなどが買われ、これを背景にDAXが史上最高値を更新した。ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の首脳会談が決裂に終わり、直近はトランプ米大統領がウクライナ支援を一時停止したと報道されるなど、全般相場はリスク回避ムードに染まっている。そうした中で防衛関連株は唯一の資金投資先となった。

ボードルア <4413>  5,040円 (+330円、+7.0%)

 ボードルア <4413> [東証G]が3日ぶり急反発。3日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、3月10日付で東証グロースから東証プライム市場に市場変更することになったと発表しており、好材料視された。同社はITインフラストラクチャ分野に特化しコンサルティング、設計、構築、マネージドサービスを提供する企業。25年2月期連結業績では最終利益16億4400万円(前期比41.6%増)を見込んでいる。

クオンタムS <2338>  712円 (+43円、+6.4%)

 クオンタムソリューションズ <2338> [東証S]が4日続急伸。3日の取引終了後、GPUクラウドサービス及びAIネイティブクラウドソリューションを提供するシンガポールのターボAIソリューションズ社と戦略的協力に関する非拘束的覚書を締結したと発表しており、好材料視された。今回の戦略的パートナーシップにより、両社は日本におけるAIクラスタプロジェクトの共同開発を行うほか、マーケティング活動を共同で企画・実施する。プロジェクトでは、最大1024台のH200GPU(128ノード)または512台のB200GPU(64ノード)またはそれに相当する計算能力を提供し、地域のGPU駆動型AIソリューションの需要の高まりに応えるとしており、クオンタムSは日本市場におけるインフラの調整及びハードウェア資産の調達を担当するとしている。

マネフォ <3994>  4,128円 (+155円、+3.9%)

 マネーフォワード <3994> [東証P]が6日ぶり大幅反発。同社は4日、グループのマネーフォワードエックスとジェーシービー(東京都港区)が、金融機関の法人顧客を対象とした新規事業の共創に向け基本合意契約を締結したと発表。両社は今後、中小企業・個人事業主向け資金管理・キャッシュフロー改善ポータル「Cashmap」(マネーフォワードエックスの開発協力のもと、JCBが提供するサービス)や金融機関の法人顧客向けサービスの開発を進めるとともに、提携先金融機関への提供を共同で推進するとしている。

タスキHD <166A>  675円 (+20円、+3.1%)

 タスキホールディングス <166A> [東証G]が大幅続伸。3日の取引終了後、今年4月に設立1周年を迎えることを記念して、記念株主優待を実施すると発表しており、好材料視された。25年3月31日及び9月30日時点で300株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて記念株主優待デジタルギフトを2500~7500円分(年間5000~1万5000円分)贈呈する。

ペプドリ <4587>  2,110.5円 (+60.5円、+3.0%)

 ペプチドリーム <4587> [東証P]が大幅続伸。SMBC日興証券が3日、ペプドリの目標株価を従来の3200円から3600円に増額修正した。投資評価は最上位の「1」を継続する。ノバルティス との大型契約の反動減が見込まれていたなかで、会社側は25年12月期について増収増益の計画を打ち出した。戦略的な種まき案件の新規導出により、持続的な成長が可能になると想定。今年は肥満症を対象とする経口マイオスタチン阻害ペプチドの導出が注目されると指摘する。同証券はペプドリの26年12月期営業利益予想を従来の157億円から198億円に引き上げた。

マクロミル <3978>  1,270円 (+31円、+2.5%)

 マクロミル <3978> [東証P]が3日ぶり反発。4日午後2時ごろ、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから受けているTOBについて、買い付け価格が1株1250円から1275円へ引き上げられることが決まったと発表。これにサヤ寄せする格好となった。買い付け期間の期限も3月4日から3月18日まで延長されるという。

アルフレッサ <2784>  2,039円 (+28円、+1.4%)

 アルフレッサ ホールディングス <2784> [東証P]が続伸。この日、子会社アルフレッサが、デジタルツインの生成やデジタルツインを活用したソリューション、産業用ロボティクス向けソフトウェアの開発・販売を行うアセントロボティクス(東京都渋谷区)と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の契約締結により、アルフレッサが持つ医療・医薬品領域に係る流通・ネットワークと、アセントロボティクスが持つ最先端のデジタルツイン技術や知能ロボティクスを活用することで、医薬品物流や医療現場に向けた最先端AI技術によるソリューション・サービスの導入を目指すという。具体的には、病院や調剤薬局などの医療現場や医薬品物流における医薬品の識別・検品アプリケーションの開発や知能ロボティクスを用いた庫内作業の自動化、統合的な医療情報の提供による偽造医薬品の簡易判定などのソリューションにつなげていくとしている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

メディキット <7749>  2,591円 (+32円、+1.3%)

 メディキット <7749> [東証S]が続伸。3日の取引終了後、100%子会社Bolt Medicalが開発し、24年6月に製造販売承認を取得した「Medilizer AGDシステム」が、今年3月1日付で保険収載されたと発表しており、好材料視された。同製品は、脳動脈瘤・頭蓋内狭窄症・急性脳梗塞などの脳血管内疾患治療において、血管の屈曲などにより通常の方法ではカテーテルを含む血管内治療機器の送達が困難な症例に対し、目的病変へ血管内治療機器を到達させることを目的とする医療機器。今後、日本脳神経血管内治療学会が定める適正使用指針、製品の安全性及び有効性に関する内容を医療従事者に周知し、販売活動を進めるとしている。なお、25年3月期業績への影響は軽微としている。

あすか薬HD <4886>  2,099円 (+24円、+1.2%)

 あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が6日続伸。3日取引終了後、フィリピン製薬企業のMedChoice Pharmaとの協業を目的として、同製薬企業の親会社であるFTS Ambroseの株式を取得し、持ち分法適用関連会社化すると発表した。甲状腺領域での協業が見込めるという。これが材料視された。

王将フード <9936>  3,080円 (+35円、+1.2%)

 王将フードサービス <9936> [東証P]が続伸。午前10時ごろに発表した2月度の月次売上高(速報)で直営既存店売上高が前年同月比10.8%増となり、41ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。2月14日に一部商品の価格改定を実施したが、ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーンなどの販促施策を効果的に展開したことなどで価格改定後も客数・客単価は好調に推移しており、ともに前年同月を上回った。

武田 <4502>  4,451円 (+50円、+1.1%)

 武田薬品工業 <4502> [東証P]が3日続伸。同社は3日の取引終了後、米バイオ医薬品会社のプロタゴニスト・セラピューティクス とともに、真性多血症患者を対象とする「rusfertide」の第3相VERIFY試験に関し、主要評価項目および主要な副次評価項目を全て達成したと発表。今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。rusfertideは米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)指定とファストトラック指定を受けている。標準治療に追加する治療としての臨床試験で、新たな安全性の問題は観察されなかった。武田とのライセンス契約に基づきプロタゴニスト・セラピューティクスは2500万ドルのマイルストーンの支払いを受ける予定。なお、武田は3日、国内従業員を対象に実施した希望退職・転進支援プログラムの結果についても公表。約680人が応募し、2月28日に退職したという。

※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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