ＳＹＳＨＤ、上期経常を43％上方修正

　ＳＹＳホールディングス <3988> [ＪＱ] が12月21日昼(11:30)に業績修正を発表。21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の連結経常利益を従来予想の1億円→1.5億円(前年同期は2億円)に42.9％上方修正し、減益率が48.5％減→26.5％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の3億円(前期は3.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループでは、前回公表の業績見通しとの乖離が下記の理由により見込まれることになったため、2021年７月期第２四半期（累計）の連結業績予想について修正を行います。売上高は、ほぼ当初計画どおりになる見込みであることから予想を据え置いております。利益面では、オンライン研修の導入やテレワーク環境の整備により追加的な費用の計上はありましたが、オンライン・ツールの活用により移動コストが削減されたことや不要不急の経費使用の見直し等により販売費及び一般管理費が当初計画を下回る見込みであることから、営業利益が当初予想を上回る見込みです。また、助成金収入により営業外収益が増加したことから経常利益が当初予想を上回る見込みであり、特別利益として投資有価証券売却益を計上したことから親会社株主に帰属する四半期純利益が、前回発表予想を上回る見込みです。　　なお、通期の業績予想につきましては、世界経済の先行き不安等から、製造業関連顧客のソフトウェア投資が慎重に判断される可能性がある等の不確定要素も多いことから前回予想を据え置いております。修正が必要になった場合には速やかに開示いたします。 （注）業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。