ＳＹＳＨＤが８日続伸、技術者の稼働人数増加し第３四半期営業利益２４％増

　ＳＹＳホールディングス<3988.T>が８日続伸している。１０日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１８年８月～１９年４月）連結決算が、売上高３７億１０００万円（前年同期比２４．９％増）、営業利益１億４０００万円（同２４．５％増）、純利益１億７００万円（同４４．３％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　前期に採用した１８１人の従業員が教育期間を終了したことや、今期も前期と同程度の採用を行ったことにより技術者の稼働人数が増加したことが業績を牽引した。また、前期に行ったＭ＆Ａによる新規連結子会社の増加も寄与し、人件費の増加などを吸収し増益を確保した。

　なお、１９年７月期通期業績予想は、売上高４８億２７００万円（前期比１６．０％増）、営業利益２億３００万円（同２．１％増）、純利益１億４７００万円（同０．２％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS