ＡＯＩＴＹＯ、20年12月期業績を未定に変更

　ＡＯＩ　ＴＹＯ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ <3975> が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年12月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　1. 決算発表の延期について2020年12月期第1四半期連結決算の発表を2020年5月15日に行う予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、当社グループ国内外の決算監査手続きに遅れが生じることが予想されており、決算発表を2020年5月19日に延期することといたしました。2. 新型コロナウイルスに対する取り組みと業績予想の修正についてAOI TYOグループでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止策を順次強化しており、現状、全従業員を対象に当面の間、原則在宅勤務とし、各拠点への入館を制限しております。また、広告制作業務については、取引先の皆様、従業員の安全・健康確保を最優先とするとともに、新型コロナウイルスの感染拡大防止という社会的要請にも応えるため、撮影・編集等複数人での接触が必要な業務の延期のお願いをしております。今後も、「３密」を避け感染リスクを最小限にした企画・制作手法を積極的に採用する等、広告会社、広告主と協議し、制作現場の安全を確保しつつ、適切な広告コミュニケーション活動を継続してまいりたいと考えております。当社が、2020年2月19日に公表した2020年12月期連結業績予想では、新型コロナウイルス感染症の影響を想定しておりません。新型コロナウイルス感染症の影響については、上記のとおり、撮影・イベントの延期等の直接的な要因に加え、国内外の経済情勢・企業収益の動向による広告需要の変動の可能性もあり、新型コロナウイルス感染症の終息時期の見通しが立たない現時点では、業績予想を合理的に算出することが困難な状況です。そのため、業績予想を一旦取り下げて未定とし、今後、業績予想の算定が可能となった段階であらためて公表いたします。なお、当社は、2019年12月期末において連結現金及び預金9,111百万円、流動比率は196.3％と高い水準を維持しております。また、複数の金融機関との間で120億円のコミットメントライン（2020年3月末利用残高32億円）を締結しており、流動性を十分に確保している状況です。3. 配当予想について2020年12月期の配当につきましては、現時点では、公表しております1株あたり年間配当金20円（中間配当金8円、期末配当金12円）の配当予想に変更はありません。株主・投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申しあげます。※ 上記予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。