ダイナパック、上期経常を2.3倍上方修正、通期も増額

　ダイナパック <3947> [東証２] が8月5日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の4.5億円→10.4億円(前年同期は2.5億円)に2.3倍上方修正し、増益率が79.3％増→4.1倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の12億円→17億円(前期は10.6億円)に41.7％上方修正し、増益率が12.8％増→59.8％増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（2021年12月期第2四半期累計期間および通期の連結業績予想）　売上高につきましては、年初より国内外において移動制限措置および緊急事態宣言の発出等があり、これら新型コロナウイルス感染拡大の影響が販売額にも影響を及ぼすものと想定しておりましたが、事業への影響が軽微であったことに加え、昨年新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ販売額が、国内を中心に想定よりも早期に回復基調に転じたことを受けたものであります。ただし、下期については足元で新型コロナウイルスの感染が国内外で再拡大しており、影響を及ぼすことも想定されます。　営業利益につきましては、売上高の増加影響に加え、新型コロナウイルス感染拡大を受けた製造コストの見直しおよび営業費用の圧縮などが収益に寄与したことによるものであります。　経常利益につきましては営業利益の増加影響に加え、外貨建て資産の評価にともなう為替差益の計上などによるものであります。　親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益につきましては、経常利益の増加影響を受けた一方で、子会社株式の売却にともなう損失の計上および収益増加にともなう法人税等の負担増加によるものであります。ご注意：本資料に記載しております業績に関する予想数値は、いずれも本資料の発表日現在において入手可能な情報による判断および仮定に基づくものであり、実際の業績は当該予想と異なる場合があります。