3,097円
アカツキのニュース
■キューブ <7112> 519円 (+80円、+18.2%) ストップ高
キューブ <7112> [東証G]がストップ高。19日の取引終了後、24年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年12月末時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、同社の店舗・国内公式オンラインストアで利用可能な1万円相当のポイント(1万ポイント)を贈呈する。
■ID&EHD <9161> 4,680円 (+700円、+17.6%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ID&Eホールディングス <9161> [東証P]がストップ高。19日取引終了後、東京海上ホールディングス <8766> [東証P]から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格を1株6500円としており、これにサヤ寄せする格好となった。両社は2020年から防災・減災・モビリティー・スマートシティなどの分野で協業を進めてきた経緯があり、この関係を更に強化する狙いがある。買い付け予定数は1504万7676株(下限998万8600株、上限設定なし)、買い付け期間は11月20日から来年1月15日まで。TOB成立後にID&EHD株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は19日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
■オルツ <260A> 673円 (+100円、+17.5%) ストップ高
オルツ <260A> [東証G]がストップ高。同社は19日取引終了後、人工知能(AI)を活用した不動産マッチングシステムの開発などを手掛ける子会社「オルツREキャピタル」を12月末にも設立し、不動産マッチング事業を開始すると発表。これが材料視されたようだ。具体的には、評価や判断を行う際の基準や指標を設定することで、AIが24時間365日、希望条件に合致する物件を探索し、ピックアップするもの。また、売出価格や成約事例などのマーケット情報をリアルタイムで収集・分析し、対象エリア及び物件の適正な市場価格(将来予測も含む)を算出することで、買取査定に活用するとしている。
■クオリプス <4894> 4,975円 (+700円、+16.4%) ストップ高
クオリプス <4894> [東証G]がストップ高。iPS細胞由来の心筋シートの実用化を目指すバイオベンチャーの同社は19日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に対し、臨床関連の申請資料の一部を提出したと発表。これを材料視した買い注文が集まったようだ。クオリプスはPMDAの訪問時に追加の質問事項を受けたとし、回答とともに追加の臨床関連申請資料を11月末から12月初旬にかけて提出する予定としている。同社は11月14日の9月中間期決算発表時に心筋シートについて、18日にPMDAを訪問して相談を行うのと同時に、臨床に関する申請書類を提出する予定だと明らかにしていた。更に、来年1月17日に再びPMDAを訪問し、議論を行った後に、残りの書類を提出する予定も公表している。クオリプスは対話を通じてPMDAに新製品に対する理解を深めてもらうことが承認の確率を高めるために必要と判断。全ての申請書類を提出することも可能としながらも、段階的に申請書類を提出し議論を重ねることで、PMDAとの合意形成などを図る構えを示している。
■ウイルコHD <7831> 135円 (+18円、+15.4%)
ウイルコホールディングス <7831> [東証S]が続急騰。19日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、25年10月期第1四半期に投資有価証券売却益2億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、業績への影響については、何らかの変化がある場合には適切に開示するとしている。
■東ガス <9531> 4,315円 (+495円、+13.0%)
東証プライムの上昇率3位。東京ガス <9531> [東証P]が急反騰。米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントが19日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、東ガス株の保有割合が5.03%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。保有目的は「投資。なお、状況等に応じ、発行会社及び/又はその関係会社との間で議論を行い、又はこれらに対して重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は11月12日。
■SHOEI <7839> 2,368円 (+244円、+11.5%)
東証プライムの上昇率4位。SHOEI <7839> [東証P]が3日続急騰。SMBC日興証券が19日付で、投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を2400円から3400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、25年9月期は日本では在庫調整などにより数量減が見込まれるが、単価上昇や在庫調整が終了した中国市場の数量増で増益を予想。また、26年9月期は全市場の在庫調整が終了し、数量増と単価上昇により2ケタ増益へ回帰すると予想しており、25年9月期の営業利益予想を102億円から105億円へ、26年9月期の同予想を114億円から124億円へ引き上げている。
■SOMPO <8630> 3,971円 (+407円、+11.4%)
東証プライムの上昇率5位。SOMPOホールディングス <8630> [東証P]が4日続急騰。国内メガ損保の一角で海外事業にも注力している。19日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、経常利益段階で従来予想の3200億円から5500億円(前期比13%増)に大幅増額し、減益予想から一転して2ケタ増益予想に変わった。今期の年間配当についても従来予想の112円から132円に20円の大幅増配を決めており、配当利回りは前日19日終値換算で3.7%となる。更に発行済み株式数の7.44%にあたる7200万株、金額ベースで1550億円を上限とする自社株買いを実施することも併せて発表した。好材料目白押しで上値を見込んだ投資資金が集中する格好となった。
■アカツキ <3932> 2,438円 (+228円、+10.3%)
東証プライムの上昇率6位。アカツキ <3932> [東証P]が4日続急騰。この日の複数のメディアで「ソニーグループがKADOKAWAの買収に向けた協議に入った」と報じられたことを受けて、23年12月にソニーグループ <6758> [東証P]とモバイルゲームの海外市場展開や新たなIPの共同制作・開発などの分野で資本・業務提携した同社にも連想買いが入ったようだ。
■IMV <7760> 876円 (+58円、+7.1%)
IMV <7760> [東証S]が続急伸。商いも増勢が顕著で全員参加型の戻り相場の様相を見せ始めている。 防衛関連向けに振動シミュレーションや電磁波試験(EMC試験)で需要を獲得しており、防衛関連の一角として投資マネーが流入。振動試験分野における同社の競争力は世界トップクラスで防衛テーマのキーカンパニーとして存在感を高めている。営業46%増益を達成した前期に続き、25年9月期も前期比6%増の19億5000万円予想と連続過去最高更新を見込むなど業績好調を極めているほか、中期経営計画では成長投資や積極的なM&Aに取り組むとともに株主還元に前向きな姿勢を明示、これらを評価した大口の買いが観測された。
■セブン&アイ <3382> 2,597円 (+159円、+6.5%)
東証プライムの上昇率10位。セブン&アイ・ホールディングス <3382> [東証P]が3日ぶり急反発。NHKが19日、会社の創業家側を中心に設立する特別目的会社がメガバンク3行や米大手金融機関などから8兆円を超える資金を調達したうえで、セブン&アイのTOB(株式公開買い付け)を実施し、今年度中に手続きを完了させる案を軸に調整を進めていることが明らかになった、と報じた。同社に対してはカナダのコンビニエンスストア大手のクシュタール社が7兆円規模の買収提案を行っている。今回の報道を受け、傘下のイトーヨーカ堂の創業家側による史上最大規模のMBO(経営陣が参画する買収)が実現する可能性が意識され、買いが集まったようだ。
■小林製薬 <4967> 5,714円 (+336円、+6.3%)
小林製薬 <4967> [東証P]が急反発。19日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に本拠を置く投資運用会社オアシス・マネジメントの株式保有割合が5.20%から7.54%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的としてポートフォリオ投資及び株主価値を守るため重要提案行為を行うことがあるとしており、報告義務発生日は11月12日。
※20日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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