507円
ランドコンピュータのニュース
■ランドコンピュータ<3924>の業績動向
2. サービスライン別動向
サービスライン別の売上高は、システムインテグレーション・サービスが前年同期比11.8%増の3,020百万円、インフラソリューション・サービスが同9.0%増の603百万円、パッケージベースSI・サービスが同47.4%増の1,780百万円であった。3つのサービスラインがいずれも成長したが、とりわけ積極的なM&Aを行っているパッケージベースSI・サービスの成長が著しく、売上高の3分の1を占めるまでとなった。
(1) システムインテグレーション・サービス
業種別では、売上高構成比が最も高い金融分野の売上高が前年同期比2.3%減の1,303百万円となった。クレジットカードは同11.0%増加したものの、金融機関向けシステム開発案件において、大規模開発プロジェクトの収束の影響及びプロジェクトの延伸などにより、銀行分野が8.4%減少したほか、保険・証券が同11.4%減少した。産業・流通向けは同37.8%増の1,357百万円となった。前期から続く産業・流通分野における通信業向けシステム開発案件、エネルギー分野向け受託開発案件、流通分野向け基幹システム構築案件等の売上が増加した。公共分野は、前期に受注した大型プロジェクト案件が寄与し同14.3%増となった。医療向けは、コロナ禍の影響もあり同14.2%減となった。
(2) インフラソリューション・サービス
クラウド開発案件の受注が増加したことに加え、半導体不足の影響が徐々に緩和されてきており、基盤構築・導入案件の受注が増加した。
(3) パッケージベースSI・サービス
売上高構成比は前年同期の27.1%から32.9%へ上昇し、売上高の3分の1を占めるまでに成長した。全社的な取り組みとして注力しているSalesforce関連ビジネスの売上高は前年同期比31.5%増の825百万円、SAPの売上高は同39.1%増の318百万円となった。前年同期はインフリーの子会社化が寄与したが、グループシナジーの発揮により成長が続いている。SuperStreamを含む会計パッケージは、2022年4月に子会社化したNESCO SUPER SOLUTION(現テクニゲート)の売上が加わったことにより、同166.9%増の375百万円となった。
トピックスとしては、「SuperStream Partner Award 2021」において「Certified Consultant Award」を受賞したことが挙げられる。これは、開発元のスーパーストリーム(株)が毎年SuperStream製品の拡販及びビジネスの発展に尽力しているパートナー会社を表彰するもので、SuperStream-NX技術者認定試験において最も実績をあげたパートナーとして表彰された。なお、2021年度にはNESCO SUPER SOLUTION(現 テクニゲート)は「Sales Award」を受賞した。
3. 財務状況と経営指標
2023年3月期第2四半期末の資産合計は、前期末比221百万円増加し6,721百万円となった。流動資産は同321百万円減少し5,502百万円、固定資産は同542百万円増加し1,218百万円となった。現金及び預金、有価証券が合わせて242百万円減少した一方、テクニゲートの子会社化に伴い無形固定資産ののれんが495百万円増加した。同社は無借金経営であり、流動比率は322.1%、自己資本比率は66.4%と財務の安全性は極めて高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<NS>
2. サービスライン別動向
サービスライン別の売上高は、システムインテグレーション・サービスが前年同期比11.8%増の3,020百万円、インフラソリューション・サービスが同9.0%増の603百万円、パッケージベースSI・サービスが同47.4%増の1,780百万円であった。3つのサービスラインがいずれも成長したが、とりわけ積極的なM&Aを行っているパッケージベースSI・サービスの成長が著しく、売上高の3分の1を占めるまでとなった。
(1) システムインテグレーション・サービス
業種別では、売上高構成比が最も高い金融分野の売上高が前年同期比2.3%減の1,303百万円となった。クレジットカードは同11.0%増加したものの、金融機関向けシステム開発案件において、大規模開発プロジェクトの収束の影響及びプロジェクトの延伸などにより、銀行分野が8.4%減少したほか、保険・証券が同11.4%減少した。産業・流通向けは同37.8%増の1,357百万円となった。前期から続く産業・流通分野における通信業向けシステム開発案件、エネルギー分野向け受託開発案件、流通分野向け基幹システム構築案件等の売上が増加した。公共分野は、前期に受注した大型プロジェクト案件が寄与し同14.3%増となった。医療向けは、コロナ禍の影響もあり同14.2%減となった。
(2) インフラソリューション・サービス
クラウド開発案件の受注が増加したことに加え、半導体不足の影響が徐々に緩和されてきており、基盤構築・導入案件の受注が増加した。
(3) パッケージベースSI・サービス
売上高構成比は前年同期の27.1%から32.9%へ上昇し、売上高の3分の1を占めるまでに成長した。全社的な取り組みとして注力しているSalesforce関連ビジネスの売上高は前年同期比31.5%増の825百万円、SAPの売上高は同39.1%増の318百万円となった。前年同期はインフリーの子会社化が寄与したが、グループシナジーの発揮により成長が続いている。SuperStreamを含む会計パッケージは、2022年4月に子会社化したNESCO SUPER SOLUTION(現テクニゲート)の売上が加わったことにより、同166.9%増の375百万円となった。
トピックスとしては、「SuperStream Partner Award 2021」において「Certified Consultant Award」を受賞したことが挙げられる。これは、開発元のスーパーストリーム(株)が毎年SuperStream製品の拡販及びビジネスの発展に尽力しているパートナー会社を表彰するもので、SuperStream-NX技術者認定試験において最も実績をあげたパートナーとして表彰された。なお、2021年度にはNESCO SUPER SOLUTION(現 テクニゲート)は「Sales Award」を受賞した。
3. 財務状況と経営指標
2023年3月期第2四半期末の資産合計は、前期末比221百万円増加し6,721百万円となった。流動資産は同321百万円減少し5,502百万円、固定資産は同542百万円増加し1,218百万円となった。現金及び預金、有価証券が合わせて242百万円減少した一方、テクニゲートの子会社化に伴い無形固定資産ののれんが495百万円増加した。同社は無借金経営であり、流動比率は322.1%、自己資本比率は66.4%と財務の安全性は極めて高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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