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<注目銘柄>=PRTIME、オンラインにおける情報開示インフラとして定着
PR TIMES<3922.T>は下値買いのチャンスととらえたい。
同社は、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」の運営が主な事業。4月11日に発表した25年2月期連結業績予想では、営業利益19億円(前期比8.8%増)と増益を見込むものの、増益率が前期の46.7%増から鈍化するほか、上期は同8億4200万円(前年同期比5.5%減)と減益を見込むことなどから業績予想に対する失望感が広がり、決算発表後に株価は急落した。
ただ、会社側では前期から今期にかけて投資期と位置づけており、今期は地方企業の利用拡大に向けて、関西支社と東海支社を新設する予定。また、前期に公開した新プレスリリースエディタについても、今期はその他の機能とUIをアップデートする方針で、これらが利益を圧迫する。
一方、当面の成長ドライバーである利用企業数の増加は続いている。「PR TIMES」利用企業社数は24年2月末時点で9万4258社(前の期比18.2%増)と順調に拡大。上場企業のうち57.8%が利用していることになり、大手企業に対しては、オンラインにおける公式情報の一元化に貢献するインフラとして浸透しつつある。企業当りの利用頻度も増加傾向にあることから、売上高の成長は続きそう。26年2月期は営業利益25億円達成も視野に入ってきそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」の運営が主な事業。4月11日に発表した25年2月期連結業績予想では、営業利益19億円(前期比8.8%増)と増益を見込むものの、増益率が前期の46.7%増から鈍化するほか、上期は同8億4200万円(前年同期比5.5%減)と減益を見込むことなどから業績予想に対する失望感が広がり、決算発表後に株価は急落した。
ただ、会社側では前期から今期にかけて投資期と位置づけており、今期は地方企業の利用拡大に向けて、関西支社と東海支社を新設する予定。また、前期に公開した新プレスリリースエディタについても、今期はその他の機能とUIをアップデートする方針で、これらが利益を圧迫する。
一方、当面の成長ドライバーである利用企業数の増加は続いている。「PR TIMES」利用企業社数は24年2月末時点で9万4258社(前の期比18.2%増)と順調に拡大。上場企業のうち57.8%が利用していることになり、大手企業に対しては、オンラインにおける公式情報の一元化に貢献するインフラとして浸透しつつある。企業当りの利用頻度も増加傾向にあることから、売上高の成長は続きそう。26年2月期は営業利益25億円達成も視野に入ってきそうだ。(仁)
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