ＭＫシステム、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で42％の赤字

　エムケイシステム <3910> [東証Ｓ] が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は7億円の赤字(前年同期は6600万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億4100万円の赤字→6億3700万円の赤字(前期は1億4500万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を41.7％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億5400万円の黒字→4200万円の赤字(前年同期は1億2900万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は1億0500万円の赤字(前年同期は5000万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の10.5％→-10.9％に急悪化した。

株探ニュース