【買い】岡山製紙（3892）◆ゴールドリサーチ投資顧問 伊東聡◆

チャート妙味

現在新型コロナウイルスワクチン接種会場向けで段ボール製ブースキットの需要が高い。
先日も段ボール、パルプ関連が急騰し、同セクターが動き出している。

現段階では初動に過ぎず、王子ホールディングス（3861）の決算が従来予想の350億円から130億円上回り、減益幅が縮小した事も寄与しているだろう。
東南アジアや国内の物流需要が旺盛で、段ボールの出荷は想定を上回っているのが現状だ。

同社は業績は減益となっているが、出来高が少ない上での上昇が続いており、仕手性を感じる。
直近の節目抜けを起こすと次の節目である1200円に向け上昇していく動きに期待できそうだ。
1月27日にはニュースや材料がない中での上髭。ひそかに大口が集めているようなチャートに注目したい。