決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ｊストリーム、セプテニＨＤ、ドリコム (7月29日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　プロパテＤＢ <4389>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.9％減の5200万円に大きく落ち込み、通期計画の5億3300万円に対する進捗率は9.8％となり、3年平均の13.0％とほぼ同水準だった。

▲No.3　ドリコム <3793>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.2％減の4.9億円に減った。

▲No.5　Ｅ＆Ｃ <1775>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比60.3％減の1.8億円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の15億円に対する進捗率は12.1％にとどまり、5年平均の33.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4389> プロパテＤＢ 　東Ｍ 　 -20.92 　　7/29　　　1Q　　　-50.94
<4293> セプテニＨＤ 　ＪＱ 　 -17.23 　　7/29　　　3Q　　　163.57
<3793> ドリコム 　　　東Ｍ 　 -11.78 　　7/29　　　1Q　　　-19.21
<6946> 日本アビオ 　　東２　　 -9.45 　　7/29　　　1Q　　　　黒転
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 -6.69 　　7/29　　　1Q　　　-60.26

<3496> アズーム 　　　東Ｍ　　 -5.78 　　7/29　　　3Q　　　276.42
<3316> 東日システム 　ＪＱ　　 -5.72 　　7/29　　　1Q　　　　赤転
<6864> エヌエフＨＤ 　ＪＱ　　 -5.71 　　7/29　　　1Q　　　 21.33
<9818> 大丸エナ 　　　東２　　 -5.70 　　7/29　　　1Q　　　-27.99
<1850> 南海辰村 　　　東２　　 -4.88 　　7/29　　　1Q　　　162.00

<9698> クレオ 　　　　ＪＱ　　 -4.84 　　7/29　　　1Q　　　 23.53
<7919> 野崎紙 　　　　東２　　 -4.35 　　7/29　　　1Q　　　　赤縮
<5906> エムケー精工 　ＪＱ　　 -3.51 　　7/29　　　1Q　　　　7.32
<8938> グロームＨＤ 　ＪＱ　　 -2.85 　　7/29　　　1Q　　　　黒転
<4347> ブロメディア 　ＪＱ　　 -1.16 　　7/29　　　1Q　　　 47.45

<2393> ケアサプライ 　東２　　 -1.14 　　7/29　　　1Q　　　-18.95
<4987> 寺岡製 　　　　東２　　 -0.80 　　7/29　　　1Q　　　　黒転
<3850> イントラマト 　東２　　 -0.74 　　7/29　　　1Q　　　　黒転
<3799> キーウェア 　　東２　　 -0.70 　　7/29　　　1Q　　　　黒転
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ　　 -0.66 　　7/29　　　1Q　　　135.42

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース