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[執筆] QUICK企業研究所 更新日:2010/03/08
●低採算の受託開発急増で、3Q累計は増収・営業赤字
10年3月期第3四半期累計(09年4月~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比29.5%増の16.3億円、営業損益が27百万円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)となった。受託開発が牽引し大幅増収となったものの、開発コストが増えて採算が悪化。売上総利益率は11.6ポイント低下し売上総利益も減少、販管費を吸収できず営業赤字だった。
部門別では、3次元描画処理ソフトなどの開発やライセンス販売を行うミドルウェア事業の売上高が同3.6%増の11.7億円となった。デジタル家電分野における受託開発収入が大きく伸びた。ライセンス収入も、携帯端末の出荷台数減少の影響で落ち込んだが、画面に触れるだけで携帯端末を直感的に操作できるようにするミドルウェア「タンジブレット」など新製品の採用が進み、それら新製品のライセンス収入は堅調だった。一方、コミュニティサイトの運営やゲーム等の受託開発を行うアプリケーション事業の売上高は同3.4倍の4.7億円となった。通信会社から受託したウェブシステムやアプリケーション(応用)ソフトの開発収入があり、大幅な増収だった。
10年3月期通期の連結業績について会社側は、期初に発表した見通しを据え置いた。売上高で22.3億円(前期比16%増)、営業損益で33百万円の黒字(前期は1.0億円の赤字)を計画している。ミドルウェア事業では、デジタル家電等の分野での受託開発を強化し、携帯端末分野の減収分を補う方針。アプリケーション事業でも、開発したウェブシステム等のサービス開始で運用収入などが増えるが、開発コストや人件費の増加で、連結営業利益は低水準にとどまる見込み。
>連結営業利益は低水準にとどまる見込み
株価は折込み過ぎを通り越してる。