アクロディア年初来安値更新、２１年８月期は一転営業赤字見通し

　アクロディア<3823.T>が年初来安値更新。１５日の取引終了後、２１年８月期の連結業績予想について、売上高を１９億１２００万円から９億２０００万円（前期比１９．８％減）へ、営業損益を８０００万円の黒字から４億７４００万円の赤字（前期４億３１００万円の赤字）へ下方修正すると発表した。これを受けて、同社株は一時５．６％安の１６８円まで下落し、年初来安値を更新した。ただ、売り一巡後は下げ渋る動きをみせている。

　子会社が運営する飲食関連事業が大幅な落ち込みとなったほか、スマートフォンアプリによるサービス売り上げが伸びなかったことなどが要因。また、関係会社株式評価損などを特別損失として計上したことも響いた。なお、同時に発表した第３四半期累計（２０年９月～２１年５月）の決算は、売上高６億９２００万円（前年同期比１９．５％減）、営業損益３億６５００万円の赤字（前年同期２億２７００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS