決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 積水ハウス、ＪＲ九州、ＨＩＳ (12月7日～13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイモバイル <6535>
　19年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比96.0％増の11.1億円に拡大し、通期計画の18億円に対する進捗率は61.8％に達し、3年平均の29.1％も上回った。

★No.2　鎌倉新書 <6184>
　19年1月期の経常利益を従来予想の5.1億円→7.1億円(前期非連結は3.6億円)に39.2％上方修正し、増益率が41.7％増→97.2％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　泉州電 <9824>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比18.8％増の41億円になり、19年10月期も前期比4.3％増の42.8億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6535> アイモバイル 　東１ 　 +29.11 　 12/ 7　　　1Q　　　 95.96
<6184> 鎌倉新書 　　　東１ 　 +13.61 　 12/13　　　3Q　　　103.19
<9824> 泉州電 　　　　東１ 　 +11.15 　 12/10　本決算　　　　4.26
<3539> Ｊミート 　　　東１　　 +9.69 　 12/11　　　1Q　　　 27.09
<7856> 萩原工業 　　　東１　　 +8.60 　 12/10　本決算　　　　4.28

<6037> ファストロジ 　東１　　 +7.49 　 12/13　　　1Q　　　202.60
<8077> 小林産 　　　　東１　　 +7.12 　 12/13　本決算　　　　7.48
<1433> ベステラ 　　　東１　　 +5.22 　 12/ 7　　　3Q　　　　1.85
<6309> 巴工業 　　　　東１　　 +4.52 　 12/ 7　本決算　　　 -1.50
<3180> Ｂガレージ 　　東１　　 +4.19 　 12/10　　上期　　　 -8.15

<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 +4.03 　 12/11　本決算　　　　8.02
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 +3.59 　 12/13　　　1Q　　　　黒転
<2163> アルトナー 　　東１　　 +2.14 　 12/ 7　　　3Q　　　 21.15
<9743> 丹青社 　　　　東１　　 +2.10 　 12/ 7　　　3Q　　　　1.36
<4238> ミライアル 　　東１　　 +1.66 　 12/ 7　　　3Q　　　　3.88

<8142> トーホー 　　　東１　　 +1.51 　 12/11　　　3Q　　　-16.77
<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 +1.00 　 12/ 7　　　1Q　　　-31.60
<9142> ＪＲ九州 　　　東１　　 +0.68 　 12/13　　上期　　　　3.12
<3770> ザッパラス 　　東１　　 +0.51 　 12/13　　上期　　　　赤縮
<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +0.24 　 12/ 7　　　3Q　　　-10.70

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース