ザッパラスが３日続落、１６年４月期売上高を５５億１４００万円へ下方修正

　ザッパラス<3770.T>が３日続落。同社は９日の取引終了後、１６年４月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の７４億５０００万円から５５億１４００万円（前期比２７．３％減）へ、営業利益を収支均衡から１億３２００万円の黒字（前期５億１６００万円の黒字）へ修正、未定としていた最終損益を５億８９００万円の赤字（同２億４２００万円の黒字）とした。

　主力の占いサービスで、下期以降アプリを中心とした新しい形式の占いサービスの提供を予定していたが、開発遅延に加え、先行サービス投入後課金率などいくつかの指標となる数値が当初の想定に届かなかったことから、サービス設計の見直しや戦略の変更を行った結果、後続サービスのリリーススケジュールが大幅に遅れる見込みとなっている。新規サービス投入の遅延などにより広告宣伝費などコストが計画を下回って推移していることから営業損益は計画を上回る見込みながら、連結子会社に減損損失が発生し特別損失を計上することから最終赤字となる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）