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*15:17JST テクマトリックス---23年3月期は2ケタ増収・増益、売上収益および各利益は過去最高を記録
テクマトリックス<3762>は9日、2023年3月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比25.8%増の459.50億円、営業利益が同36.5%増の50.98億円、税引前利益が同36.3%増の50.66億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同24.4%増の29.50億円となった。
情報基盤事業の売上収益は前年同期比18.6%増の293.05億円、営業利益は同2.3%増の31.25億円となり、売上収益、営業利益ともに過去最高となった。当年度の業績は、前期までに積み上げた受注残と新規案件の受注により好調に推移した。また、サブスクリプション型の課金モデルであるクラウド型セキュリティ対策製品の受注も拡大傾向にある。西日本地域での販売も前期からの好調さを維持している。当連結会計年度の連結受注高、売上収益は前年実績を上回ったが、営業利益については、急激な円安の進行、人件費・販管費の増加、新規事業として取り組みを始めたクラウドネイティブ活用ソリューションへの投資、オフィス移転費用の計上などの影響により、前年実績を僅かに上回る水準に留まった。
アプリケーション・サービス事業の売上収益は同0.8%増の73.00億円と過去最高となった。営業損失は0.20億円(前年同期は0.48億円の損失)となった。当年度の業績は、受注面は堅調に推移し、売上収益、営業利益ともに前期実績を上回る数値を達成した。なお、教育事業においては、受注が好調に推移したことにより、前倒しの投資が発生したこと、また、ビジネスソリューション事業において一部不採算案件が発生したことが影響し営業利益は計画を下回った。
医療システム事業の売上収益は同104.9%増の93.44億円、営業利益は同173.8%増の19.93億円となった。医療分野では、新生PSPの医療情報クラウドサービス「NOBORI」の順調な受注が継続し、累積契約施設数は増加している。加えて、既存ユーザのサービス契約更新も取りこぼすことなく受注している。一方で、PHR(Personal Health Record)サービスの開発や、医療機関、AIベンチャー、外部企業との連携による共同開発等の新規事業への先行投資を継続し、順調に成果を上げている。旧PSPの医用画像管理システム(PACS)事業において、期初に計画していたクラウドへの移行が、当連結会計年度において期初想定よりも穏やかなスピードで進捗しているため、新生PSP全体の業績は、計画値に対して売上収益、営業利益ともに大幅に増加した。その他、医療関連の連結対象子会社である医知悟の業績は、受注高、売上収益、営業利益いずれも計画を超過しており、堅調さを維持している。A-Lineについては、診療用放射線の安全管理体制整に関する医療法施行規則の一部を改正する省令が既に施行されているが、監督機関による監査がコロナ禍において進んでいないため、医療機関における放射線量管理システム導入に対する投資意欲が想定通りに盛り上がらない傾向にあるが、線量管理システム「MINCADI」の受注は増加傾向にあり、売上収益は順調に増加し、営業損失は縮小した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比7.7%増の495.00億円、営業利益は同4.0%増の53.00億円、税引前利益は同4.4%増の52.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8.8%増の32.10億円を見込んでいる。
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情報基盤事業の売上収益は前年同期比18.6%増の293.05億円、営業利益は同2.3%増の31.25億円となり、売上収益、営業利益ともに過去最高となった。当年度の業績は、前期までに積み上げた受注残と新規案件の受注により好調に推移した。また、サブスクリプション型の課金モデルであるクラウド型セキュリティ対策製品の受注も拡大傾向にある。西日本地域での販売も前期からの好調さを維持している。当連結会計年度の連結受注高、売上収益は前年実績を上回ったが、営業利益については、急激な円安の進行、人件費・販管費の増加、新規事業として取り組みを始めたクラウドネイティブ活用ソリューションへの投資、オフィス移転費用の計上などの影響により、前年実績を僅かに上回る水準に留まった。
アプリケーション・サービス事業の売上収益は同0.8%増の73.00億円と過去最高となった。営業損失は0.20億円(前年同期は0.48億円の損失)となった。当年度の業績は、受注面は堅調に推移し、売上収益、営業利益ともに前期実績を上回る数値を達成した。なお、教育事業においては、受注が好調に推移したことにより、前倒しの投資が発生したこと、また、ビジネスソリューション事業において一部不採算案件が発生したことが影響し営業利益は計画を下回った。
医療システム事業の売上収益は同104.9%増の93.44億円、営業利益は同173.8%増の19.93億円となった。医療分野では、新生PSPの医療情報クラウドサービス「NOBORI」の順調な受注が継続し、累積契約施設数は増加している。加えて、既存ユーザのサービス契約更新も取りこぼすことなく受注している。一方で、PHR(Personal Health Record)サービスの開発や、医療機関、AIベンチャー、外部企業との連携による共同開発等の新規事業への先行投資を継続し、順調に成果を上げている。旧PSPの医用画像管理システム(PACS)事業において、期初に計画していたクラウドへの移行が、当連結会計年度において期初想定よりも穏やかなスピードで進捗しているため、新生PSP全体の業績は、計画値に対して売上収益、営業利益ともに大幅に増加した。その他、医療関連の連結対象子会社である医知悟の業績は、受注高、売上収益、営業利益いずれも計画を超過しており、堅調さを維持している。A-Lineについては、診療用放射線の安全管理体制整に関する医療法施行規則の一部を改正する省令が既に施行されているが、監督機関による監査がコロナ禍において進んでいないため、医療機関における放射線量管理システム導入に対する投資意欲が想定通りに盛り上がらない傾向にあるが、線量管理システム「MINCADI」の受注は増加傾向にあり、売上収益は順調に増加し、営業損失は縮小した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比7.7%増の495.00億円、営業利益は同4.0%増の53.00億円、税引前利益は同4.4%増の52.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8.8%増の32.10億円を見込んでいる。
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