セック、今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も9円増額

　セック <3741> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比38.3％増の6.6億円に拡大し、従来予想の4.9億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.9億円→14.6億円(前期は12.7億円)に13.2％上方修正し、増益率が0.9％増→14.2％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比0.3％減の7.9億円とほぼ横ばいの計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の71円→80円(前期は69円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比27.7％増の3.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の16.4％→18.0％に上昇した。

株探ニュース