イグニス、非開示だった今期最終は赤字拡大へ

　イグニス <3689> [東証Ｍ] が3月5日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。21年9月期の連結最終損益は13.2億円の赤字(前期は9.8億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年９月期の通期連結業績予想につきましては、エンターテック事業へ積極的に投資する一方でコストコントロールを図っておりますが、ライブ特化型仮想空間SNS『INSPIX WORLD』への大型アップデートを実施しており、クオリティ追求のためのコストに不確定要素が多く、適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、売上高のみ開示いたしましたが、その後当社にて、さらに検討を行い、現時点において入手可能な情報に基づき業績予想を算定いたしましたので公表いたします。　マッチング事業において恋愛・婚活オンラインマッチングサービスである『with』のさらなる成長が見込める一方で、上記のとおり、エンターテック事業において『INSPIX WORLD』への大規模な開発投資を実行すること、また、エンターテック事業の主体が連結納税対象外の法人であり、連結納税の対象法人では課税所得が発生し、法人税等が多額に発生することから、営業利益は△676百万円、経常利益は△836百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は△1,328百万円となる見込みです。　なお、2021年３月５日付で当社が公表した「ＭＢＯの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」に記載のとおり、本日、株式会社ｉ３は、当社の発行済普通株式及び新株予約権を、公開買付け（以下「本公開買付け」といいます。）により取得することを決定し、また、本公開買付け及びその後の一連の取引（以下「本取引」といいます。）を経て当社の株式を非公開化することを企図しているとのことですが、当社の株式を非公開化することにより実現するシナジー効果については、現時点において具体的に見積もることが困難であるため、本取引による影響は上記の通期連結業績予想数値には加味しておりません。（注）上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な不確定要素により、実際の業績と異なる場合がありますのでご了承ください。